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胃酸過多症

これから忘年会のシーズン、暴飲暴食、お酒の量も増えて、胃の不調を訴える方が多くなりました。

ワンポイントアドバイス

胃酸過多症とは、過酸症ともいわれる胃液分泌が異常に亢進した為に胃酸の分泌が平素よりも分泌される度が多くなった為に生じて来た病気です。

胸がやける、痛む、酸っぱいゲップがでる。 特に空腹時にひどくなる。キリキリ激痛がある。咽まで上がるようで苦しい。嘔気があり、酸性の水を嘔く。人によっては、1時間から3時間位にひどく痛む人もある。平素は食欲亢進する。

胸やけや痛みは一時抑えに胃散などのもので間に合ううちは良いですが、それでも間に合わなけらば非常に苦しむものである。肉食過用、精神活動等から来るものは軽いが、胃潰瘍などから来るものは中々難しい。

けれども根気よく治療すれば良くなり、不快なる胃部の感覚や、疼痛、胸やけ、圧重などの感覚がやがてとれるものである。

お灸法

千年灸を使いましょう

しんもん、りょうきゅう、れいだ、いゆ、かくゆ、ちゅうかん、胃の真裏の脊骨の両際のゴリゴリしたもののところがポイント。

まずは、ちゅうかん(胸骨体下端とお臍の中間の位置する穴)、胃の上あたりに硬い所があります。その箇所に千年灸をしてみましょう。その硬さが取れるまで2~3個。千年灸は市販されているもので良いです。

(引用: 柳谷素霊著 秘宝一本鍼伝書)