Monthly Archives: 10月 2013

自然治癒力とは?


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みどりといやし

人間の身体を癒すのは、人間と人間の関係によって癒されることにとどまらず、人間と大自然の関係によって癒される。そして、自然治癒力といわれているものは、単に人体内の免疫系の働きによるものでなく、まさに大自然の治癒力に包まれることによって起きることに気づかねばならない。

医療技術の高度化に腐心することも大切であるが、人間生命の真のいやしは大自然のすべての命をひとつらなりに流れている「いのち」の気づきと、その「いのち」のすこやかさを保つ工夫をおいてはないことを認めなければなるまい。

みどりの問題を省みるとき、単に人類の生存を危うくするから自然保護をしようという発想ではなく、各々の生きとし生けるものも心を持った存在であること、私たちとひとつらなりになっている「いのち」であること、したがって人間の一方的功利主義によって樹木を伐採したり、植林したりするのではなく、すべての生き物たちがすこやかなバランスの下に育みあっていけるように智恵をしぼっていかねばならない。

引用: 「樹医・山野忠彦氏との出会い」

 

バッチフラワーレメディー


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参考「エドワー・ドバッチ フラワー レメディハンドブック」

バッチフラワーレメディ(Bach Flower Remedies)は、イングランドやウェールズ地方に育つ野生植物の花などから採取したエネルギー(波動)を自然の湧水に転写してガラス製のボトルに保存したものです。これは、英国人医師エドワード・バッチ博士(1886-1936)が生み出したもので、これを飲むことによって、感情のバランスを整えたり、自然治癒力を高めたりすることができます。

バッチフラワーレメディは、現在、英国から60ヶ国以上の国々に輸出されており、一般の人々から医療関係者に至るまで多くの人々に使用されています。

■バッチフラワーレメディの安全性
バッチフラワーレメディは、日本の法律では「食品」に分類されており無害です。これは世界各国で70年近く使用されてこれまで一度も事故がないことでも証明されています。また、薬に見られるような副作用や依存性もまったくありません。
赤ちゃんからお年寄りの方、あるいは愛するペットや観葉植物にも使用することができ、日常的なストレスを緩和させたり問題のある性格や気分を改善したりすることができます。

■バッチフラワーレメディの使い方
バッチフラワーレメディは全部で38種類あり、10mlのスポイト付き遮光ボトル(ストックボトル)に保存されています。このボトルから、スポイトで2滴(レスキューレメディは4滴)、お好きなお飲み物にたらして、1日4回以上飲みます。

■バッチフラワーレメディの効果

バッチフラワーレメディの効果の表れ方には個人差があります。一時的な感情に対しては比較的早く効果が表れますが、長く抱えている問題(あるいは心の奥底に複雑な感情が絡んでいる場合)には、フラワーレメディの効果が、問題の根元に行き当たるまでに多少の時間がかかることもあります。

バッチフラワーレメディは、飲み始めて2~3週間くらい経過した頃に何らかの改善が見られるというのが目安であり、これは、30mlのトリートメントボトル1本分をだいたい飲みきる期間と同じです。また、依存性や習慣性がありませんので問題が解消したと感じたらいつでもやめることができます。

■バッチフラワーレメディの品質
バッチフラワーレメディの原液は、オックスフォードシャー州ウォリングフォードという町の郊外ソットウェル村にあるバッチ博士が晩年を過ごした小さなコテージ(現在の英国バッチセンター)で今でも作られています。そしてバッチ博士も面識のあったネルソン社(現在のネルソンバッチ社)でボトリングと販売が行われています。
ネルソンバッチ社は130年の伝統をもつホメオパシー製造の薬品会社で、英国王室御用達としても高い信頼を得ています。また、ネルソンバッチ社の工場は、フラワーレメディを製造する会社では唯一、国際標準化機構(ISO)の認可を受けており最高水準の安全と品質管理が行き届いています。

英国バッチセンターで作られたバッチフラワーレメディには、バッチ博士のサインやお花のロゴが付いています。

当院の特徴 フラワーレメディをO-RINGによって判定していますので、気づかない自分が発見されます。その判定に基づいて時間をかけて正常化していきます。感情が何重にもコモに包まれている事がありますがだんだんと、外側から一枚一枚剥がれていきます。通常3~6ヶ月かかります。自然気持ちになったとき、自分が変わってきています。

38種のレメディとレスキュー・レメディーがあります

例 18.インパチェンス (ほうせんか)

-感情                             他人に干渉されず、自分のペースで行動したい

キー ワード           マイペース、干渉されたくない、神経質に見える

+感情                               他人の意見も尊重しながら行動できるようになる

この性質の強い人は、他人に束縛されることを嫌います。他人に干渉されずに、自分のやりたいように、自分ひとりで仕事をすることを好みます。他人に合わせるのが苦手で決して社交的とはいえません。自分の考えを説明するのも下手で、会話を早く終わらせようとして、話の結論をいつも急ぎがちです。そのため、気が短い、他人にはとらえどころのない、気難しい人に見えたりもします。

 

 

 

 

子供用の鍼、小児はりの特徴と必要性について

小児はりの特徴と必要性について解説します。

子供には刺す鍼を使用しません。

赤ちゃんの疳の虫、夜泣きなどに悩んでいるお母さん必見です。

疳の虫は、3ヶ月ぐらいから5歳ぐらいまでといわれています。 キーキー泣く、夜泣き、噛みつく、食べない、飲まない、便秘、下痢、発熱、咳、ひきつけ、多彩な症状があります。

赤ちゃんの皮膚は、あたかも全身がツボであるかのように敏感で、大人には不足な刺激でも充分に治療効果を発揮します。 このような赤ちゃんや子供たちの身体能力を生かした無駄の無い治療をする必要があるのです。

子供たちの感覚は鋭敏です。大人にはわずかの刺激であっても、子供たちには大人の10倍も大きな刺激として反映します。 代わりに金属製のローラー鍼、集毛鍼などの刺さない治療器具を使います。

皮膚の表面のツボを、身体の機能別のラインに従って優しく刺激するだけで効果が現れます。

治療後、この身体の機能別のラインを指導しますので、お家ではお母さん、お父さんが治療してあげてください。

治療用メタルと、メタルを使用する治療の必要性について

当院ではメタル治療(リバースメタル)を実施します

この治療方法は、丸い金属の小片をツボに貼付して治療する方法です。


リバースメタル

金属の小片を皮膚に貼付すると、皮膚と金属との境界面にガルバニック反応として知られている電気反応が起きます。
この電気反応をツボに与えて治療する方法です。
身体ががん体質に傾き始めると、手の人差し指、薬指、小指のツボにも著しいマイクロバイブレーションが現れます。
さらに足の指周辺にも同様のバイブレーション反応が現れます。
がん体質を元の健康状態へ戻すためには、このバイブレーションの位置を元へ戻さなければなりません。
そのために治療用メタルを指定のツボに貼付する必要があるのです。
同時に漢方薬、生薬で治療をすすめる必要もあります。
しかし、漢方薬、生薬だけでは治癒する速度が劣ることが臨床データからわかってきました。
リバースリング
女性患者さんにとって、治療用メタルを指のツボに貼付したままの外出は、見栄えが良くありません。
絆創膏が目立ってしまいます。
そこで治療用メタルと同様の効果で、アクセサリーに見える物を考案しました。(写真はこちら
純金製の治療用メタル
臨床研究を深めた結果、癌による疼痛がある患者さんには24時間連続貼付できる純金製の治療用メタルが適することがわかってきました。
今日では、癌による疼痛でお悩みの患者さんには、特に純金製の治療用メタルを使用しています。
疼痛軽減効果はおおよそ80%程度。個人差がありますが、癌による疼痛が軽減されています。
ご家族や、ご自身に癌による疼痛がおありでしたら、お試しいただく価値があると考えます。
ご希望の場合は純金のインゴット(市販している)を適当量、専門店にてお買い求めになり、当院へご持参下さい。 当院で加工して差し上げることも可能です(加工料金は別途)。
ただし、持ち込む純金は99.999%のものにしてください。
不純物が多いと治療用メタルに作り替える作業が困難になり、結果として患者さんのご負担が増えたり、制作が不可能と判断する場合があります。

マイクロバイブレーション解析検査

マイクロバイブレーション解析検査は
患者さんが「がん体質」に傾いていないかを検査する
東洋医学をもとにして考案された検査方法です。

生体マイクロバイブレーション検出ユニット

Bio-Microbivration Detector/patented 4577799-jp

写真の装置は、患者さんの皮膚に現れる極微少な生理振動を測定する検査装置です。平成30年現在、さらに進歩した検査装置で検査を実施しています。
この「皮膚に現れる極微少な生理振動」は医学上、生体マイクロバイブレーションとして知られています。マイクロバイブレーション解析検査では、この極微小な振動を測定して、身体の部位ごとに記録します。

そうすると、身体の部位ごと分けられた微振動の地図ができあがります。
この地図は東洋医学の伝統的医学理論と、近代医学・生理学にも沿うように作られていて、この地図のパターンを臨床データと比較することで体のどの機能に問題があるかを知ることができます。
(このビデオの下へつづく)

//// 学会報告のビデオ ///////////////////////////////////////////////

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(上からのつづき)
マイクロバイブレーション解析検査の一番のメリットは、体ががん体質に変化ししつつあるという警告信号をより早期にとらえることができるという特徴です。
体ががん体質に変化してゆくとは、多くの場合ガンマーカーの数値が微上昇することが、私たちのこれまでの臨床でわかってきました。
ですから、この測定方法でがん体質の危険性が疑われると判断した患者さんには少なくとも4週連続で、毎週同じ測定を実施します。

毎週同じ測定を4回実施して、なおかつがん体質の危険性が疑われるのであれば、患者さんには主治医のドクターに受診していただき、ガンマーカーの数値を検査していただくようおすすめします。

多くの場合、受診してもガンマーカーの数値は、現在の医学的常識から判定されますから、危険なレベルとは見なされません
しかし、現在の医学的常識がいう危険なレベルとは、発見することができるくらいに十分な大きさに育ってしまった「がん」を手術で取った後、その患者さんを検査して得られた数値なのです。 私たちはこの段階では遅い、と考えています。

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ノーベル物理学賞候補者として知られながら、お若くして亡くなられたT氏は、残された闘病記録の中の「ダブリングタイムの変化は見えたか」で、次のように述べています。
—–ここから引用———————–
–前略–ただし、図3から、2007年前半(化学療法ストップ時期)のサイズの時間変化の傾き(ダブリングタイム~0.4年)は2006年以前の傾き(ダブリングタイム~2年)よりも数倍短くなっていることを、見て取ることができる。図4のマーカー値の時間的変化は2005年半ばを前後で変化している。つまり、earlyからlateへの変化が2005年半ばに起きたことを示しているかもしれない。 しかし、図3に示した腫瘍サイズにそのような急激な変化は見られないが、この時期以降肺腫瘍数が増加している。 残念ながら明確なことを言うことはできない。
—–ここまで引用———————–
闘病記録「The Fourth Three-Months」第7号より

「ダブリングタイム」とは癌が大きくなる速さです。ここで示されている「2005年半ば」という時期は、T氏の腫瘍マーカー「CEA」値が基準値「5.0」を越え始めた時期です。以後はそれまでより急速に大きくなっていった記録が残されています。

T氏の示された(図4:腫瘍マーカーCEA、CA19-9の時間的変化)
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2004年から2005年に至る間にマーカー値が上下している時間が示されています。この期間のマーカー値はいずれも基準値以内です。T氏はここに疑問を投げかけていると私たちは推察しました。
例えば腫瘍マーカー「CEA」であれば、値が基準値「5.0」を越え始めた時期を検査しても、予防と治療には何の訳にもたっていないのです。

次に引用するグラフは、T氏が残してくださった診断・治療記録です。

Yoji_Totsukas_history

このグラフとマーカー値の推移を、ここでもう一歩深く踏み込んで観察します。ご自身で下血に気づかれた2000年の暮れには、マーカー値が5.0に達していることが分かります。
つまり、T氏のお身体の中でマーカー値が5.0を越えたのは少なくとも2回はあったのです。これはどの患者さんにも共通に診られる「危険値の門を通過する回数」です。始めの通過は、自覚症状の後に検査で訪れます。2回目はオペで腫瘍を取り除いた後、数ヶ月(~発見が早ければもっと長く)経過後に訪れます。

私たちの臨床経験記録には、患者さんがこの「危険値の門」を2回目に通過した後は治癒がきわめて困難であった、という記録が多数刻まれています。
それとは対照的に、患者さんが「危険値の門」を初めて通過しようとする前であれば、治癒の可能性は高くなると判断するようになりました。
さらにこれを正確に言えば、「危険値は5.0ではなく、3.5である。」と強調・提案しなくてはなりません。

T氏が残されたデータと、私たちの臨床データとを比較・検討した結果、氏は「予防のためには危険値のレベルを下げよ。」と言い残したかったのではないか、との推察を捨てられなくなったのです。

この推察が課題となり、それまで研究してきた身体が病気のときに発する微振動解析技術と、がん体質予防技術の研究とが新たな発見に繋がっていきました。
私たちの発見の柱は、
「腫瘍マーカーが低い値の内にこそ、ほとんど全てのヒトに備わった免疫力で癌を克服できる時間がある。」
ということです。
別の言葉で言えば、「腫瘍マーカーが低い値の時間を無駄に過ごしてはならない。」ということです。

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私たちのもう一つの大切なテーマは、がん検診をすませたのに再検査になってしまった患者さんに対して、私たちがどんな方向を提案できるか、そして何を具体的に準備して差し上げる事が可能かです。

再検査の後、たいていの患者さんが言い渡されるフレーズは、
「明らかに悪性のものか、そうでないかは今はまだわかりません。経過観察で様子を見ましょう。」
です。
これでは、(次の検査までいったいどう気を付けて過ごしたら良いのか・・・?)と、とまどうのが当然です。

このような不安に満ちた状況は精神衛生上少しも好ましくありません。この不安だけで免疫力は下がり得ると私たちは考えざるを得ない臨床経験をたくさん知っています。
不安な状況を可能な限り患者さんの環境から減らしたい
これも私たちの「がん体質早期発見プロジェクト」の原点なのです。

マイクロバイブレーション検査で「がん体質」に傾きはじめていたら

マイクロバイブレーション検査の2つ目の特徴は、一つ一つの生薬が体の機能のどこに、どのように働いたか、を知ることができるところにあります。
この検査で出来てくるマイクロバイブレーションの地図は、東洋医学の伝統的医学理論に沿うように作られています。

この地図に従って最も適切な生薬が候補に上がります。そしてこれら候補の中から最短距離にありそうだと考えられる生薬から、順に処方の組み合わせが考えられます。

適切な生薬の組み合わせとは

癌性疾患は漢方薬で治るかもしれない、と考えて臨床した時期もありました。
しかし、癌が本当に大きくなってしまったら、漢方薬だけでは95%治らない。
これが現在の私たちの臨床経過報告です。

その反面、大きな希望も生まれました。
癌が十分大きな癌になる前であれば、身体の免疫力だけでも克服出来る可能性が高い。
という希望です。

この癌が十分大きな癌になる前という段階こそ、腫瘍マーカーがまだ低くて問題にされない時期である。
と私たちは推定したのです。

ですから、この時期は患者さんにとって非常に重要なターニングポイントであるはずです。
この時期に入った患者さんを少しでも早期に発見して、自分の免疫力で身体のどこかにある微少な癌の元を治すように助けることが重要だと考えるようになりました。

身体の免疫力をアップさせる仕事であれば、生薬の得意とする分野だからです。

そこで、先ほど説明したマイクロバイブレーションの地図を元に、体質が元のマイクロバイブレーションに戻るように、必要な生薬を選定するのです。

昔は癌が少なかったか?

みなさんが良く耳にする生薬の単品には、例えば「桂皮」、「甘草」、「芍薬」があります。

これらの植物がどのように効果があるのかは古典文献にたくさん記載されていて、そのだいたいの効果は薬剤師、医師は知っています。
風邪の時には「葛根湯」が効く、というのも古典に記載されているので良く知られています。
古典には風邪や、インフルエンザの治療薬がたくさんに記載されています。

しかし癌性疾患についてはほとんど記載がありません。
医学が発達していなかった時代、20歳~30歳で死んだのでは癌になることさえ出来なかったのです。研究者によれば、我が国の奈良時代における平均年齢は25歳、平均寿命は27歳であったとする意見もあるそうです。

癌性疾患が現代に於いて多いのは、今日の医療が発達したおかげ、ということも出来るのです。
その反面、膨大な経験に基づいている東洋医学にも、癌性疾患を治療するための十分な記述は足りない、という課題も浮かび上がるのです。

どのくらい早くから発見できるか

そこで私たちは現代医療の恩恵である血液検査データと、身体が発する微少な信号の相関関係について、がん体質に身体が変化するのはいつか?というテーマで研究を始めました。

その結果、古典文献に記載されている生薬毎の謎めいた記述が、身体の様々な位置に現れるマイクロバイブレーションと深い相関にあることを発見しました。
体質がわずかに変化するだけでも、身体に現れるマイクロバイブレーションがはっきり変化します。
患者さんが風邪かな?と思うより1日~2日も早くマイクロバイブレーションは
「風邪ひきそうだよ~」
と訴えます。

それならば、癌ほどの重大な病ならどれほど早めに身体は訴えを始めるのだろうか?

このテーマを元に研究をすすめると、その時期がおそらく2年前~6ヶ月前程度ではないか、というおおよその目安が得られました。
「おそらく」+「2年前~6ヶ月前」+「程度」??
これでは当てにならない、と思われるかもしれません。
しかし、この新技術、まだまだ臨床データが足りません。それで今はまだ、これ以上正確な時期を示すことが出来ないのです。

どのくらいの確率でがん体質が発見できるか

平成25年10現在、85例の症例があります。
そのうち、

  • 本当は癌だったのに判別出来なかった例: 3例
  • 血液検査でガンマーカーが上昇していなかったのに検査してもらった例:7例

このように現在の確率はおおよそ90%です。
しかし一般的医学常識から考察すると、この確率は高すぎといえます。
今後症例が増えれば、70%程度の確率に落ち着くのではないかと考えております。

生体のマイクロバイブレーションを解析して「がん体質」を早期に発見する技術、および「がん体質」を早期に改善するために必要な生薬を選定する技術

経緯

私たちは平成12年よりマイクロバイブレーションによる微少がんの早期発見をテーマに研究してきました。

192名の患者さんの貴重なご協力をいただき、平成20年11月から臨床データをまとめ、翌平成21年3月に特許出願しました。 この出願に際しては通産省さんの外郭組織さまで大きなご支援を頂きました。

その後さらに臨床データを追加してより確率の高い検査技術として、平成22年3月に最終の特許出願を行いました。

平成22年9月3日、この新しい検査分野の特許が確定しました。
特許第4577799号

特許確定後、通産省さんのご支援をいただき、東京ビッグサイトで公開の展示をさせていただきました。その際は、特段にご厚意を賜り、優良技術としてプレゼンテーションの場を頂きました。

この公開展示最終日、東京のK大学医学部先端医科学研究所において、新世代の生体診断技術「生体反応波形情報の解析方法、装置」を開発されたO氏のご訪問を頂きました。 この診断技術はすでにK大学医学部の特許となっていたものです。

マイクロバイブレーションについて

皮膚の表面にはマイクロバイブレーションと言われている微振動がみられます。

その振動の大きさは振幅1ミクロン~5ミクロン程度です。日本の医学界ではすでに30年~40年以上も以前から研究が積み重ねられてきました。

(つづく)

色彩診断治療(カラー治療)

(色彩診断治療HP引用)     「色彩診断治療」とは、文字どおり色(カラー)を用いて痛みを取り除いたり、病気を治そうという、これまでには全く考えられなかった治療法です。当然世界初の試みでもあります。薬の薬効成分と同じように効果がある色を用いて病気を治す、つまり服薬せず色を身体に貼るだけで病気が治ったとしたら、また服用した薬の効能を生かす役割をしてくれるとしたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。患者さんにとっては、検査で辛い思いをしなくてもカラーで診断ができる症状があり、薬の心配もなく費用だって安く済みます。 治療ポイントの選定は、探索棒(真鍮でできた棒で、 この中に病体から採ったウイルスなどのサンプルが置き換えられたカラーが入っている)を使って行ないます。 仲介者が探索棒で病因のポイン トを指し、 一方の手で作った指の輪(O-リング)(別名バイ・デジタル・オーリングテスト)を測定します。

探索棒

探索棒

一方の力で左右に引いてリングが開けば問題はなく 、リングが開かなければ、そこに 問題がある、ということになります。 これによって、痛みの種類やウイルスの特定も可能になります。そして、選定されたカラーを病因ポイントに貼り、効果を見ます。

(成城東洋鍼灸院引用)  始めに、色彩診断治療について私共の考えている治療機序の説明をいたします。 カラー治療でプラシーボを高める。 東洋医学療法でプラシーボ効果は無視できない現実の効果があります。例えば、その例として、漢方薬の治験でしばしば言及される事例を上げることができます。

患者さんを問診して弁証法的に診断を定め、その診断に基づいて定められる漢方処方をAとし、一方、Bとして別の処方を設定します。漢方的薬理としてはAがBより明らかに効果的でなければなりませんが、BがAより効果を示す場合が少なくないと言う報告例です。これをプラシーボによる効果と考えることができます。

このプラシーボ効果を、人が人に対して与える効果、あるいは人と人が相互に影響し合う爲の効果ととらえると医療現場のさまざまな場面で、このプラシーボ効果がみられる事を思い起すことができます。

それでは、一歩進んで、このプラシーボ効果を症例毎に、選択的に利用するとしたら、どのようなメリットがあるのでしょうか。

色彩診断治療法と言う治療技術を端的にいえば、「プラシーボ効果を症例事に選択的に利用する技術」と表現することができると私たちは考えています。 この色彩診断治療を実地している先生方の中には、私たちの考えとは異なる方法で色彩診断治療の効果と機序を説明するいくつかの試みがあります。

そのうち最も好まれて説明に用いられる理論が次の理論です。すなわち、「原因となる疾患は体内から疾患に特異的な波長の光を発する」という作業仮説に基づいた理論展開です。

「特定の波長の光が病気からでているので、その光を打ち消すためには、その光だけを反射させて体に戻せば良い」、「病気が出している光を打ち消したら病気が治る」などとして、物理学で用いられる光の反射に関わる原理を援用した理論展開です。ところがこれは空想科学的発想で、本当の物理学的理論とは全く一致しません。

 色彩診断療法が効果を示す分野 色彩診断治療は、鎮痛治療の分野で多くの報告がなされてきました。しかしその効果は、良く知られた鎮痛薬のように、誰が施しても必ず同じ効果を示すという物ではなく、施術者によって効果の程度に著しい異なりがあります。

色彩診断治療の開発者側の説明によれば、このような効果の違いは、施術者の行う「O-リングの正確さによるとされています。

このO-リングは日本では医学上の作用機序が認められた技術ではありません。従ってこれを端的に表せば「色彩診断治療法は施術者ごとに異なる未知の要因によって治療効果を示す」という事が可能です。未知の要因ですので、私たちはこれを一種のプラシーボ効果とみなす事に至りました。

(O-リング):バイ・デジタル・オーリングテスト(Bi-Degital-O Ring)について      (大木医院HPより引用)

何年か前に「オーリング」が話題になり、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ニューヨーク在住の循環器、生理学のドクターである大村博士によって考案された診断方法です。原理は、あらゆる生物が元来有していると思われる、自己防御反応における生理生体反応を利用したもので、対象物(食べ物、藥、飲物など)が自己の個体に有益な物か、有害な物かを瞬時に見分ける方法です。オーリングが考案される以前は上肢の筋肉の弛緩と、緊張を見分ける方法で行われておりましたが、オーリングの考案によりさらに再現性のある、また鋭敏な診断方法として確立されました。オーリング医学会も年一度総会を開いています。 『具体的にどのようなものか?』 親指と他の指とを対峙させてO(オー)の形を指で作り、その指同士が接着する力加減をもって判断をします。具体的には診療の時、ご覧になるのが一番でしょう。百聞は一見に如かずといいますから。

単純で簡易な方法ですので、どなたにもできるのではないかと思われますが、いくつか条件が揃わないと正確な判断や診断ができないことがあります。一つは電磁波の影響をるとオーリングに誤差が生じることです。電磁波の少ない環境を選ぶか、電磁波干渉噐等を利用して電磁波に影響を受けない条件を作ることが大切です。もう一つは検者の健康条件や検者の姿勢や脊椎の偏位によって診断結果に誤差が生じることがあります。

『オーリングはどういうところで役立つのか?』 一般的には薬の有用性の判断によく用いられます。ある薬の一般的な有用性は医学的な臨床実験で証明されている訳ですが、多数の人に有効であるからといって、その薬を使用する個人に本当に有功であるかは不明なわけです。そういう一人一人の個体差に応じて薬の選択ができるところにオーリングの必要性と有用性がみとめられます。

 

鍼灸学校でのセミナー風景      10月4日(日)スキルアップセミナーを開催しました♪

廣田曄子先生(ひろたあきこ)先生に学ぶ色彩治療
曄小児科内科院長・医学博士・国際色彩診断治療研究会会員

[講座内容] 鍼・灸・マッサージの施術で痛みなどが軽減するように、
他の方法でも軽減効果を発する施術が多く存在します。
その一つ、色彩治療を今回学びました。卒業生含む学生参加人数は70人ちかく、
当日の患者モデルは、体に痛みのある方を事前に募りました。

まずは色彩治療法の歴史と原理、O-リングテストの説明がありました。
殆どの参加者は始めて聞く内容なので興味を持って聞き入っていました。

今回は鍼灸のツボを用いた色彩による経絡治療、
経絡のツボにその経絡のカラーを貼る事により痛みを取る方法を
臨床的に研修しました。
頚、肩、腰、膝、指、顔面に痛みをもつ学生8名がモデルとなりました。
速効で痛みが取れる例もあるなか、長年の痛みに対しては他のカラーを
加える必要がありました。オーソドックスな痛みに効果がある事が臨床的に示されました。

痛み疾患を軽減する機序は、自律神経系や脳の作用等については生理学的に
ある程度解明されています。
今回の臨床結果がどのようにして生じるのかを検証して行くことも勉強になると思いました。

国際色彩診断研究会詳細は下記のHPを参照ください。 http://www.shikisai-chiryou.com/