- 診察日
- 平成15年3月13日初診
- 患者さん
- 48才女性
- 環境
- 主婦。
家族構成:配偶者、子、娘2人。
川崎市在住。 - 身体的特徴
- 身長167センチメートル。抗鬱薬服用以前は普通体型(写真確認)。初診時102キログラム。
躁の状態が比較的多く、鬱はやや軽いように見受ける。 - 症状
- 躁の状態では自分中心に世の中が楽しくて楽しくて仕方ない、という。そのとき騒ぎすぎるので家族のために押さえなくてはならず、薬剤を服用するという。薬剤を服用すると体が鉛のように重くなり、大変に苦しいとのこと。
- 薬剤:ロドピン
オーリングテストによる薬剤適合性:良い。ただし一錠では量が多すぎる様だ。 - 鬱の状態では何もしたくなくなり、家族の世話も全く出来なくなるので、抗鬱薬を服用する。そのため不定期、かつ衝動的に押さえきれない食欲に襲われ、真夜中でも大食してしまう。
- 腰椎5番付近に腰痛あり。
近年冷え性の傾向。 - 診断と証
- [初診時]
- 時任奇経診断
- 心体系、肺体系に当てはまらない、三焦虚。
- カラー診断
- オーラの欠損探索反応:
- 鼻
- 甲状腺
- 右肩胛骨きょく突起付近
- 胸椎から腰椎にかけて連続的に、胸椎8番から12番まではやや強く反応
- 脾臓
- 左右腰骨前面
- 両膝蓋骨やや上部、左は右よりやや強く反応
- 疲労回復因子:ATP5GE
- 痛み因子:深部痛
- 脳、神経系因子:
- 咬合障害 1ポイント
- 躁鬱 5ポイント
- 半身不随 3ポイント
- 脳性麻痺 4ポイント
- てんかん 3ポイント
本日はこれらをヘッドキャップにして装着を試みる。諸事情から次に来院できる日を確定できないそうなので、お風呂に入ってカラーが剥がれてしまっても差し支えるから、ヘッドキャップを作成した。
- 癌性反応:なし
- 薬剤対策
- ロドピンの3000倍希釈液を作り、その希釈液で和紙作製し耳介の薬剤適合ポイントに貼附した。
- 肥満対策
- 脳環境を改善しないで先に肥満対策をとることは危険が伴うと考えた。
- 肥満対策に入る条件として、躁鬱の症状に改善が診られること、と設定した。
- 症状が安定してきたので本日、耳介に肥満対策の施術をした。しかしすでに14キログラム減少しており、これだけで喜んで頂いている。平成16年1月17日
- 治療方針
- 腰痛は比較的単純であるので、リバースダイオードからスタート。
- 本日は古典にいう「びゅう刺」の方法でカラー治療してみる。
腰痛は軽症につき治癒した。 - 疲労回復因子は加島春来先生の主要8穴を確認して貼附。
- 治療効果
- 和紙ロドピン3000倍希釈剤が効果あるようだ。
主治医の精神科ドクターも症状の改善を喜んでいるとのこと。 - 平成16年1月16日
本日再診来院。これまで8回治療す。 - 本日は時任奇経診は肝虚。
体重はピーク時から14キログラム減少した。
水中ダンスなども開始できて、また当院専用有機農場にて菜園体験などするようになったので、顔をはじめ腰回りの脂肪が落ちてきており、身のこなしが軽くなってきているから順調といえるだろう。 - 考察
- 真冬であることだし、足先に若干の冷えがあるので、ご自分でお灸できるように指導。
- ヘッドキャップは貼附カラーが多くなる。治療者としては耳介の方がありがたいが…。
- その後の注意点
- 1月26日
患者さんの実姉から連絡あり。やはり躁の状態が強く出ていて周りがつらいらしい。 - 耳介の金粒を2ポイント外すように指示ファックスを送信した。
やや収まったとのこと。 - 1月27日
再び連絡あり。まだ躁の状態が収まりが良くないらしい。 - そこで、耳介の金粒は全て外すようにご指導。
しばらくして良好とのメールある。(脳関連の疾病がある場合は耳介のダイエットは難しいのかもしれない。観察を要する。)
Monthly Archives: 2月 2013
(臨床レポート:0712)歯茎から厭な味のする唾液がでる。腫瘍マーカー値CA19-9が45と高く膵臓癌の心配がある。
- 診察日
- 平成16年7月12日
- 患者さん
- 75才女性
- 環境
- 主婦
鍼灸治療の経験あり - 既往症
- 盲腸炎、膀胱炎、胃炎、直腸脱、高血圧、大腸炎、甲状腺昂進、歯槽膿漏、白内障、水虫
- 症状
- 歯茎から厭な味のする唾液がでる。腰痛。
膵臓癌ではないかと心配。
ガンマーカーCA19-9が85前後と高い時期があり精密検査を受けた。膵臓癌は発見されなかったが、大腸に良性のポリープが5個あり、切除した。CA19-9は現在35〜45程度になっている。 - 診断、治療
- 血圧
132/76
- 証
肺体系、脈は小さい。体質は虚証タイプ。
神経質そうで初診に際して動揺している様子が見える。甲状腺機能亢進しており、判定テストで+。
現在、主治医からチラージンを処方されているが、服用にも関わらず判定テストの震えが大きいようだ。
震えが大きいので甲状腺の肥大を確認すると肥大はない。打腱槌による腱反射テストは正常。
- カウンセリングと治療
- カウンセリング
- 患者さん自身が肺体系をリバースメタルで整えられることなどご指導することから始めた。「毎日自分で自分を治すことができるのですよ。」とお教えしたことが驚きを与えたようだった。
- 患者さんご自身は確かに具合が悪い。それなのにどこへ行っても正常ですよ、と言われてしまうことの不満。そこには医療が提供される仕組み全体のまずさももちろんあるだろうが、ここで私たちができることは、人に頼る医療から自分で直す医療へ、医療を利用する気分の転換を提案することでもあるだろうと思う。
- 鍼灸治療
- リバースメタルをすると体が次第になじみ、暖かくなっおてきたと自覚した。
- 体に氣が満ちて来たようなので、次に虚証タイプの体質に合わせて非常に浅く触鍼した。すると体内の氣が動き始めたので、左半身にマッサージと気功を同時に行いながら、肩胛部、心臓背部の大きな滞りを治療していった。
- 体質的に脈が細いけれども、それなりに脈全体が整った。
- すると緊張がとれ、頬に赤みが差し、顔が柔和になったので、この治療方針でいこうという決断がついた。
- 色彩診断
- まず歯科金属のアレルギー反応の有無を調べた。
- 6番に劣化しているインレイがあり、そこに特に強い反応を見た。これを患者さんに伝えると、その部位の歯茎から主訴となっている厭な味のする唾液が出ていることが判明した。
- この部位は歯と内臓の関係表(東京、デンタルクリニック清水歯科、清水潔先生提供)によれば膵臓と甲状腺の反応区に当たっている。
- 早速にも掛かり付けの歯科医院でアレルギー反応の出ない材料を使用して交換治療をしてくれるようにお願いした。
(臨床レポート:0518)側頭葉てんかん、日に2、3度10秒から30秒間意識が消失する発作
- 診察日
- 平成16年5月18日初診
- 患者さん
- 40才女性
- 環境
- 主婦。最近、パート就労している。
鍼灸治療の経験なし
横浜市都筑区在住。 - 身体的特徴
- 身長160センチメートル。普通体型。
肌の色は良好だが、アトピーがある。食事は菜食中心、玄米食を中程度。明るいが、割合ずぼらな性格とのこと。社交性は中程度。 - 症状
- 側頭葉てんかん
- 新しい職場に就職してから症状が悪化して、自覚はないのだが、一日に2、3度10秒から30秒間程度意識がなくなることが多くなってきて、物忘れも多く、職場から仕事に差し障りがあるので医者の薬を服用するように強く求められている。
心療内科の医師に処方されている薬、テグレトールを服用したくないので、鍼灸、東洋医学で治したいと来院。 - 診断と証
- 側頭葉てんかんの一般的注意事項(南山堂医学大事典より)
側頭葉の外傷、腫瘍などによって現れる特有の精神、神経症状。
精神症状としては
腫瘍で精神運動発作 = psychomotor seizure。
海馬回鉤付近の腫瘍による圧迫で回鉤発作 = uncinate fit。
- 証
- 時任奇経で心体系。
- 脈状は速、弦脈。
(ここで言う弦脈とは、強く張った琴の糸をパンとはじくような脈状です。私の経験ではこのような脈状の場合、患者さんご自身のエネルギー作用に加え、それ以外の強いエネルギー作用を外部から受けているときに現れがちです。) - 体質は虚証タイプ。
- ホメオパシーとしてテグレトールを耳介のツボに貼って様子をチェック。
一週間後来院。
頭が締め付けられるような感じがするが、意識が途絶える発作は無い、とのことなので次の一週間はテグレトールのシールを耳介のツボから外して違いをチェックしてもらった。
同シールを貼らなくても発作もなく、楽だとのことで、また一週間様子をチェックしてもらう。シールを余分にお分けしておき、発作が出そうであれば貼付するように伝えた。
テグレトールシールのホメオパシー的、間欠的な利用で発作が出なければ効果があると考えた。 - 自己治療ではリバースメタルを使用してもらった。
その結果、生理作用が活発になり、月経が順調になって経血量も平均に増えた。同時に経血の色がきれいな鮮血になってきた。
- 本人が自発的に発声練習の講座を受講。その際に強度な発声運動を行ったため、顎関節症の様になってしまったとのこと。
- 両顎の咬合筋付近に固さがあったので、神門を用いて対角線療法を行うと、頭がスーとすると言う。
- 百会などに置き鍼を施し、手首の要穴からエネルギーを補充する治療を始めた。
- 左手人差し指の第一関節間の冷たさを常時訴えるため、虚血状態のレイノー病が現れていると考え、同部位に金製の鍼にて氣の補充を施した。
- 以前からご夫婦お揃いでの治療をお願いしていたところ、本日はご主人様にもご理解いただいたようで、夕方奥様治療中にご主人様が来院された。
奥様にとっての最大の理解者が治療に加わることで一層癒しの効果が高まると確信した。
- スピリチュアル・ケアー
本日はとても大切なことを知った。
奥様は松江の由緒ある寺の娘で、奥様ご自身は信仰と言うほどのはないといっているが、ご主人も何かの信仰を持たれており、毎日お祈りを欠かさない生活をされているとのこと。このように聞かされると、治療中に様々に特異な変化を見せる氣のうごき、それをブロックするような反対の氣の動きなども意味のあることのように思えた。
本日は、そのブロック作用をする氣のようなエネルギーが一つ、百会に刺鍼したときに現れた。刺鍼で気分がおかしいと言う。一群のかなり抵抗性を示す氣の固まりが後頭部に出ていた。それを後頭部から大椎と導き降ろし、督脈を下がらせて腰椎の5番付近から放出させることが出来た。
本人にそれを伝えなかったが、すぐに本人の顔色が快復した。「今、背中から何かが出ていったようだった。」と言う。奥様に対して、氣の作用の方面から判断しても、適切な信仰生活を送っていただくことに大切な意味があることをアドバイスさせていただいた。
ご主人様には、”信仰” プラス ”氣の運用” がより効果的なことをアドバイスさせていただいた。
- 治療経過
- 7月中旬現在4回治療に来られている。具合良く、気に入っているようす。
- 治療効果
- メンタル、スピリチュアル両面が敏感な方であるので治療の効果が即現れるが、刺鍼には細心の注意を要する。カラー治療でも探索棒で最適ポイントを探索していると、こちらの反応と本人の反応が全く同時に一致する。
- 考察
- 現代の三大疾患という、癌、糖尿病、鬱病のうち、とくに癌と鬱に関してはスピリチュアル・ケアの方面からもアプローチしていく必要があるのではないだろうか。
(臨床レポート:0227)ネフローゼ
- 診察日
- 平成16年3月3日初診、3月11日
- 患者さん
- 13才男性
- 環境
- 家族構成:両親、兄弟1人。
横浜市青葉区在住。 - 身体的特徴
- 身長155センチメートル。やや太め。
小学校低学年からネフローゼのため内科受診中。我慢強い性格。
昨年平成15年10月ころ体調が悪かったが、今は戻りつつある時期。
鍼灸、漢方をすでに利用中。 - 症状
- 蛋白尿がでる。
両眼下縁にかなりの隈がある。
ネフローゼ特有のアセトン臭が有る。
手の爪に目立つ盛り上がり、3〜4ヶ月前にかなりの病的状態であったことをうかがわせる。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 膀胱虚
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP20(3月3日)→ ATP15GE(3月11日)
- 疾患因子:
- ネフローゼ
- 華蓋、大椎
- 耳介の裏に3点
- 湿疹
- 華蓋、大椎
- 右足膝蓋骨上方5寸
- サンゴ
- 華蓋、大椎
- 右足膝蓋骨上方5寸
- オーラ
- 右足膝蓋骨上方5寸、1寸、上縁内側
- 足底膵臓反応区、湧泉
- 腹部、コウユ、鳩尾直下
- 胸部、右神蔵、左鎖骨下
- 癌性反応:なし
- 治療前周波数
- 21.27Hz(二回目3月11日)
- 治療方針
- 東洋医学的アプローチはこれまでもされているので、当院ではカラー治療を主に進める。
- 治療効果
- 3月11日
両眼下縁の隈が消えている。
本人によると、尿の泡が少なくなってきたとのこと。 - 考察
- 年が若く生命エネルギーに溢れているので、カラー探索時の反応が顕著に現れる。
大人になってからではかなり長引く疾病であるので、少年期に治療しておくことは大切だと思う。 - 二回目来院時の治療前周波数が21.27Hzと低めで良かった。
(臨床レポート:0201)抗癌集中ドック前の周波数測定
- 診察日
- 平成16年2月1日初診、検査のみ
- 患者さん
- 68才女性
- 環境
- 主婦。
家族構成:配偶者あり。
横浜市青葉区在住。 - 身体的特徴
- 身長165センチメートル。普通体型。食事は菜食中心。明るい性格。
- 症状
- 大腸癌手術後の集中治療を今週に控え、免疫力を知っておきたいので人体周波数を測定して欲しいとの依頼にで来院された。
合わせて次のご指導をした。- 入院中に自分で出来るようにリバースメタルによる簡易治療の方法を。
- 歯科関連に咬合障害の反応はないが、重金属障害の反応が体に出ている。お友達の歯科医にかかり付けているとのことなので、口腔内電位測定をしてもらいましょう、とアドバイス。
- 診断と証
- [初診時]
- 治療前周波数
- 36.7Hz
- 時任奇経診断
- 時任奇経のうち心・肺体系に当てはまらない、脾虚。
- カラー診断
- 癌性反応:ややあり
- Ras
- 胸部:1/2
- 肝臓:1/2
- 大腸:1
- 合計:1
- P53
- 胸部:0
- 肝臓:0
- 大腸:0
- 合計:0
- CATU
- 胸部:0
- 肝臓:1/2
- 大腸:1/2
- 合計:1/2
- テロメアーゼ
- 胸部:0
- 肝臓:0
- 大腸:1/2
- 合計:1/2
※最大値を3として
- 癌性反応:ややあり
- 治療方針
- この患者さんはバイデジタル・オーリングテスト学会の重鎮、下津浦先生(医博)に治療していただいているとのこと。
- 治療効果
- 縮小傾向。
- 考察
- 下津浦先生に選定していただいて漢方薬を3種合方で処方されている。
パセリの処方もあり。 - 整腸の漢方薬を飲んだら下痢をしたので、これは強すぎると思ってそれから飲んでいない、とのこと。
当院でパワーテストをして確認すると、本人にはこのままの配合で今も合っている様子。 - ただ、もう少し氣を入れた方が良いようである。
- 自分でも、またご主人にもお願いして、良く氣を練り、漢方薬に良い氣を込めた上で、一日に服用する量を1/3程度に減じて再び服用してみて欲しい、とアドバイスした。
- 退院後に漢方薬の種類変更が必要かもしれないから、診察を受けるようにアドバイスした。
(臨床レポート:1119)原因不明の右足甲部の水腫
- 診察日
- 平成15年11月20日
- 患者さん
- 57才女性
- 環境
- 主婦。
家族構成:高齢義母、配偶者、子1人結婚独立、1人同居。
横浜市戸塚区在住。 - 身体的特徴
- 身長161センチメートル。普通体型。
近年冷え性の傾向若干。
家庭環境でストレス若干あり。 - 症状
- 1年前から右足の甲に水腫が現れる。
押したり、正座の時にやや痛みあり。 - 診断と証
- 多忙な方で時間がとれないとのことだから、30分すむように時任奇経治療だけを試みた。
肺体系。 - 治療方針
- 外科のドクターは水腫を切るように薦めているとのことで、正座もつらいとのことであるので、手術をお薦めした。
腰仙骨付近に異常がある場合は、胆経に反応が出る場合が多い。古典にいう流中(るちゅう)がそこを流れてくるためだと思う。 - 治療経過
- 平成15年12月19日、再診。
手術後ほぼ一ヶ月を過ぎるのに、傷跡から浸出液がにじみ、傷がふさがらない。痛みもある。
これは少しおかしいのでオーラの欠損探索反応を診る。- カラー診断
-
- 疲労回復因子:ATP20GE
- オーラの欠損探索反応:前面右卵巣部位に若干の癌性反応あり。
- 癌性因子:
- CA-TU境界型 レベル3
- Ras癌遺伝子 レベル3
- エンドスタンチン レベル2
- キメラ癌遺伝子 レベル2
やや遠方にお住まいなので、施灸、時任奇経によるリバースメタル治療を自宅で出来るようにご指導する。
オーラ診断後に卵巣部位の病歴を尋ねると12年前に左の卵巣を摘出。そのときの診断は腫瘍マーカーの急上昇で卵巣嚢腫、卵巣癌の疑いということで手術したが、開腹確認で癌ではなかったことが判明。その後の経過は良好だった。
2年前から腰仙骨付近の筋肉に力が入らず、来院。月一回、5回の治療でその症状は改善していた。
癌性の反応がある場合の疾患は気功、カラー治療、漢方薬治療、鍼灸と総動員して本人さんの免疫力に頑張ってもらうことが必要と思う。
治療については以前、助産士として勤務しておられた経験がありご理解が早く、東洋医学的治療がリンパ球を活性化させる免疫療法であることに十分なご理解を頂いた。
- 平成16年1月23日、再診。
- カラー診断
-
- 疲労回復因子:ATP20GE
- オーラの欠損探索反応:依然として前面右卵巣部位に若干の癌性反応あるがやや小さい。
- 癌性因子:
- キメラ癌遺伝子 レベル3
- エンドスタンチン レベル3
- Ras癌遺伝子 レベル2
- CA-TU境界型 レベル2
癌性遺伝子の割合が逆転していたとはいうもののやや回復が遅いか?
浸出液のにじみは無くなって、傷がふさがり懸けている。しかし正常な治癒力がまだ働いていないようだ。
傷の付近に施灸をすると最近になってかぶれ症状が出るとのこと。この件、調査を必要とする。
諸先生方で同様の臨床経験をお持ちの先生おられましたらご指導賜れば幸いです。
- 考察
- 少し難しいので…日夜考えています。
(臨床レポート:1206)大腸癌、肝癌、線癌リンパ節転移の再発防止対策
- 診察日
- 平成13年12月6日(健康講座受講のみ)、平成15年9月15日(初診)、9月23日、9月27日、10月4日
- 患者さん
- 62才男性
- 環境
- 退職後フリーで翻訳業。学生の頃からスポーツを熱心に。
配偶者あり。同居の子、成人男性二人。 - 症状
- 平成13年春に大腸癌摘出手術。同年秋に肝臓癌手術。平成14年春に肝癌再手術。
- 腫瘍マーカー値
- 平成13年春
- CEA値(Zゲル法による)= 3.7
- 同年秋
- CEA値(Zゲル法による)= 11.0
- 平成14年春
- CEA値(Zゲル法による)= 9.8
- 平成15年8月
- CEA値(Zゲル法による)= 4.2
- 平成15年9月9日
- CEA値(Zゲル法による)= 4.8
- CA19−9値 = 20
- 平成15年9月29日
- CEA値(Zゲル法による)= 5.2
- CA19−9値 = 22
- 平成15年11月 下旬
- CEA値(Zゲル法による)= 4.8
- CA19−9値 = 21
- 平成15年12月 上旬
- CEA値(Zゲル法による)= 4.6
- CA19−9値 = 19
- 平成15年12月 下旬
- CEA値(Zゲル法による)= 5.1
- 診断と治療
- 平成13年12月6日
オーリングテストにより、手術後の大腸にびまん性癌、肝臓の摘出部位より4センチ左側よりに微少癌反応あり。同様に左肺中央、および甲状腺部位に微少癌反応あり。 - 平成14年1月
治療中の病院にてCT。その結果肝臓の以前摘出部位の4センチ左側に癌反応発見。
ただし、大腸癌の反応は無かった。 - 平成15年5月
治療中の病院にてCT。その結果左胸部に1mm-2mm程度の不明な反応を発見。
退院直後のオーリングテストにより前立腺ガンの微少反応あり。 - 平成15年10月
集中治療のため入院、CT。大腸、肝臓に異常なし、左胸部は依然反応あり。
前立腺の検査はまだ結果がでてこない。 - 肝臓にカテーテルで抗ガン剤を常時注入しているので脈が立っており、脈診は適さない。
- 平成15年9月15日
入江FT診によりおおよ大腸虚の目安を得たので、さらに時任奇経のポイントでテスト治療を試みる。その結果、補が平均値より27分超過の43分で完了。さらに寫が平均値より20分超過の37分で完了した。 - 平成15年9月25日
舌診により陰虚の症を得る。抗ガン剤副作用がでている。 - 平成15年10月4日
肺虚の症を得る。補が25分で完了。寫が平均値より7分超過の25分で完了した。 - 平成15年10月29日
院長による治療。脾虚と診断。温灸による全身治療。施術2時間。 - 平成15年10月30日
午前10時頃、7.2度の発熱と連絡あり。灸の効果が発揮されてきたと判断する。
その後午後2時頃、8.0度まで上がったので自主的に半年前に風の薬と一緒に病院で処方された解熱剤を飲用したと連絡はいる。せっかくの効果が台無しになるので、「これ以上服用しないように」とアドバイス。夕方念のため立ち寄ると、5.7度まで下がりすぎていた。やや残念におもう。腎経の太ケイを左右診る。異常なし。 - 平成15年11月2日
染色体治療に入った。染色体1番から12番までをオーリングテストにより選別すると1番がもっとも反応した。
他に微弱反応は2つあったが今回は選定しなかった。
染色体1番を大椎に添付した。 - 平成15年11月3日
アフターケア。お灸の指導。腎経、脾経、それと胃経に重点を置くように。 - 平成15年11月5日
加島先生の論文集(2002年1月10日付)を紐解くと、選定された染色体には必ずペアが存在し、そのペアはKOD1とともに反応すると発表されていた。
また選定染色体カラーは胸腺上から反応部位を選び出し、そこに添付するようにも発表されていた。
反応が弱かったため添付しなかったメタンハイドレートについて、薬剤浸透性を高める目的にて患部に添付するよう、発表されていた。
次の治療ではこの件について追試してみようと思う。 - 治療カラー
- 平成15年9月15日
- 重層No.142 癌免疫力、ATP30GE、松T418、マグマ、テロメアーゼ、ES、前立腺癌
- 平成15年9月23日
- メタンハイドレート、テロメアーゼ、ミトコンドリアDNA、サンゴ、純金免疫力
- 平成15年10月4日
- サンゴ、テロメアーゼ、ATP5、癌免疫力、ミトコンドリアDNA、癌慢性疾患、転移癌
- 平成15年11月2日
- サンゴ、テロメアーゼ、ATP20、重478ガン慢性疾患、マグマ、松、ミトコンドリアDNA、純金免疫力、
染色体1番、メタンハイドレート→前立腺の足の反応区にのみ添付して、耳介反応区、胸部反応区には反応が弱かったため添付しなかった。
- 治療前の人体周波数値
- 平成15年9月23日
- 139Hz
- 平成15年10月4日
- 75Hz → 7.35Hz
- 平成15年10月29日
- 75.3Hz(測定のみ)
- 平成15年11月2日
- 58.9Hz → 8.1Hz
- 平成15年11月17日
- 13.7Hz(測定のみ)
- 平成15年12月1日
- 18.62Hz → 7.21Hz
- 平成15年12月22日
- 38.75Hz → 7.35Hz
- 平成16年1月19日
- 37.6Hz → 7.31Hz
- 平成16年2月1日
- 36.7Hz(測定のみ)
- 治療方針
- 時任(トキトウ)奇経による全体治療から始める。
虚症の対策をまず施し、治癒力を快復させる。
四肢の冷えが強くあるのでこれを改善する。 - 治療カラーは反応を見て選定。
- 治療経過
-
- 平成15年9月25日
- 有機ゲルマニュウムうこん、プロポリス、アガリクス−ブラゼイ、ケール絞り汁
- 平成15年10月16日
- オーリングテスト学会のドクターの薦めで以前同様の症状に効果があったという漢方薬ブレンドを処方して貰うが、飲用後下痢になる。患者より相談あり、自分に会わないのではないかと疑問に思うとのこと。
- 平成15年10月23日
- 平成15年10月27日
- 有機ゲルマニュウムうこん、プロポリスについて、これまでほぼ1年間飲用してきて、腫瘍マーカーが上昇するということは効果がないかもしれないから、テストして欲しいと相談あり。
- 平成15年10月29日
- 16日下痢症状の漢方薬は下剤として作用するようだ。
合方の剤は十全大補湯だから一合の配当薬。こちらが補薬であるならば、下剤はおそらく四合もしくは六合の配当薬で寫薬であろう。
この患者は六合の肺、大腸に異常があったので、下剤薬が六合であるならば強すぎたか、あるいは補寫の取り違い。その薬がそれ以外なら、配当についてオーリングテストしてみる必要がある。 - 平成15年11月2日
- 本日薬剤適合性テストを実施。治療後の周波数8.1Hzを基準値に設定する。
- 合方テスト
- 有機ゲルマニュウムうこん+プロポリス → 8.14
- アガリクス+抗ガン剤 → 7.55
- プロポリス+活性水 → 7.75
解説:有機ゲルマニウムうこんはこの患者のカラダにはマイナス材料である。
- 摂取量テスト
- パイロゲン30cc → 7.98
- パイロゲン80cc → 8.10
- 活性水を50ccから30ccへ減らすと周波数は微上昇
- マイタケ粉末錠剤(米国製)2錠 → 7.65
解説:パイロゲンはこの患者のカラダには30cc以下が適する。活性水は30cc以上が適する。マイタケ粉末錠剤は適する。
- 平成15年11月17日
- 先週から早川院長のお灸をする。
この患者さんはお灸との相性がきわめて良い。自分で出来るように指導し、熱くなるまで数回重ねてお灸をするように指導した。本日診るとそれらの痕が小さいがやけどのようになっている。
病状は腎に病が入っているので4度だから、お灸をすると皮膚が熱さを感じにくくなっているため、ここまで強く施灸する事になったのだろう。
しかし、驚くことに治療前周波数は13.7Hzと最も低い。この数値が示すように、今この患者さんの体は治癒力が最高に発揮されていると推定して差し支えないだろう。 - 追記:後にわかったことを追記する。この患者さんはこのあと11月下旬にマーカーを測定。その結果3ヶ月間上昇気味の数値が久々に下がっていた。さらに続けて12月上旬に測定するとさらに下がっていた。
しかし、12月中旬から患者さんの姿勢に若干ゆるみが見えて、指導通りの家庭治療を省略されていた。 - 平成15年12月22日
- 治療前周波数が若干上昇している。
これまでのカラーポイントを全て一旦剥がし、新たに反応を測定した。
制癌遺伝子はP53、SV40、エンドスタンチンが十分に反応している。
Ras癌遺伝子は依然中程度反応するし、初期癌遺伝子であるキメラ遺伝子、SRC遺伝子もRasよりは低いが反応がある。
少し患者さんの顔色に黄疸の色が診られる。
新年があけたら、隅田顧問のスミタ・ガーリック・モグサを施術することを検討しなければならないだろう。 - 平成15年12月31日
- 年始にカラーポイントの交換サイクルが当たるので本日持ち帰り用のカラーポイントを作って差し上げた。
スミタ・ガーリック・モグサを薦めるが、施術料が2万5千円で高い!と言う。(ご自分の病状が判っていない、困ってしまう。とほほ…)
しかし、このぶんでは今月22日に測定したマーカー値が上昇しているかもしれない。それが判るのは新年7日だとのこと。まだ了解は取れないが隅田顧問のスミタ・ガーリック・モグサを予約しておこうと思う。マーカー値が上がっていなければ施術は私自身にお願いすれば良いことだし。たまには自分も治療されたい。
- 考察
- 9月23日の時点で治療完了時に人体周波数を7Hzに戻しているにもかかわらず、腫瘍マーカーが微少量上昇している。オーリングテスト学会のドクターの診断では現在使用中の抗ガン剤は患者の体に適しているとでているから、抗ガン剤は治癒力を低下せしめていないはずと見込んでいたが、この上昇傾向はなぜだろうか。
- 10月の集中治療から帰ってからの顔色はやや黄色く、リンパ球数の低下を訴えているように思う。
引き続き治療、観察を要すると思う。 - ダイオード鍼、治療カラーに加え反応穴に灸を考えている。
旧友、サラダメロンの佐久間和夫開発の「カバノアナタケ」R抗ガンエキスを試みるよう奨めたい。 - 10月29日、集中治療後始めて治療前人体周波数を測定した。75.3Hz。抗ガン剤を集中投与したにしてはほとんど低下していないので希望がもてる。
腫瘍マーカー値が改善しない件は、人体周波数が治療前において75Hzでは値が高すぎて体は以前ストレスを訴えているべき数値。ぎっくり腰で動けない患者の数値に近い。30〜40Hzで風邪で熱がある患者程度の数値。20Hzで五十肩の痛みを持つ患者の数値。
かたや、CEA値で4.0を切ればほとんど健康体と言って良く、このように整理して考察すると、75Hzでは健康体の発揮すべき自然治癒力はでていないと見なすべきだろう。
これまでの方針で治療を続け、まず治療前人体周波数が40を下回るように計ることが必要だろう。 - 11月2日、治療前周波数が58.9Hzになった。嬉しい。
数日前、佐久間和夫と話しをして抗ガンエキス「カバノアナタケ」®のオーリングテスト用探索サンプルを試作してくれるよう頼んだ。
届くのが待ち遠しい。
※「カバノアナタケ」Rはサラダメロンの登録商標です。
(臨床レポート:0601)血液に由来するアトピー性皮膚炎対策
- 診察日
- 平成14年6月1日初診、6月、7月、8月は週2回受診。
その後平成15年2月に至るまでほぼ週一回受診す。 - 患者さん
- 48才男性
- 環境
- 食品製造関連自営業。スポーツの習慣等は特になし。
配偶者あり。 - 身体的特徴
- 体格は筋肉質。体脂肪約28%。
- 症状
- 平成13年春、ソケイ部に軽いアトピー性皮膚炎発症する。
皮膚科での処方はリンデロン、改善全くなし。
平成14年2月、悪化する。下腹部、脇の下、両足の膝下内側外側、仙骨から腰椎にかけて督脈上に発症。 - 診断
- 平成14年6月1日、初診時
望診するに、頭部への気の上昇が著しくあり。
脈診により次のような証の判定をした。 左右の虚実診は陰虚。六部定位での証は脾虚。 - 血圧は1年間くらい測定していないそうだが、この証では血圧が上昇しているはず。
患者の通常血圧は110〜70とのこと。
本日測定結果、183。 - 治療方針
- 頭部の気を下げ、血圧を下げる。
正経の脾虚を主に全体治療する。
アトピー性皮膚炎は様々に対策を講じないと対応しにくい。治療方針は固定させず、柔軟に対応を要する。 - 治療経過
- 平成14年6月1日、初診時。頭部の督脈上に反応点あり、1本刺鍼。5分後に血圧を再測定、135に下がっていることを確認する。
- 左右のバランスが陰虚に傾いている状態の改善を試みる。
脾虚の反応が現れている部位を選定し、刺鍼4本、灸を13荘施す。
本日、脾虚は改善した。 - 6月3日、患者の主訴であるソケイ部のアトピー性皮膚炎は改善の兆候が全くない。
よって、他の対策を考える。 - 患者の発疹をオーリングテストによってトレースすると下腹部は胆経上に反応が集中している。
念のため、胆経上から1ポイントを選定し採血すると、血液色、流動性ともに不健康の状態。
よって治療方針を一部変更し、物理的に血液状態の改善を試みる事にした。
本日の治療は同胆経に15ポイント。 - 6月5日、ソケイ部の発疹に改善が現れた。変化は前回治療の同日夜からあったとのこと。
- 皮膚科医院で処方の薬剤はすべて使用していないとのこと。
しばらくこの治療方針で試みる。 - 8月15日、ソケイ部の発疹、脇の下、仙骨から腰椎にかけての発疹が改善してきている。
- 治療も週1回から1.5回になってきた。両足膝下の発疹はほとんど改善。
(臨床レポート:1003)更年期、膀胱炎による血尿
- 診察日
- 平成15年10月3日、10月10日
- 患者さん
- 54才女性
- 環境
- 主婦。10年以上水泳を楽しむ。競技会で入賞を目指して練習する事もある。
配偶者あり、健康、会社員、管理職。 - 症状
- 「今、血尿がでた。下半身に内臓からまとわりつくようないやな感じがあるのでどうも膀胱炎になってしまったらしい。明後日に水泳の記録会にでる予定になっているので、出来るなら早く治したい。」との事。
- 診断
- 10月3日
連絡が夕方だったので、とりあえず行きつけの主治医さんに予約するようにアドバイス。
今晩は安静にしていただき、明日一番で診察して貰ってばい菌を抑える薬をもらうように、とアドバイスした。
翌日医院の帰りに当方へ来院。
患者の証は三焦虚。ということは膀胱実。 - 10月10日
本日膀胱炎の主治医処方薬最終回の日。
やや肺虚。3日前に少し寒い思いをするとのこと。
本日午前中は水泳でバタフライ練習。
背の肩胛骨内側、風門、肺愈、ケツ陰愈、風門に表面性の筋肉痛あり。風門直下に鈍いあっ痛わずか。
右足、風門、侠ケイ、地五会に圧痛あり。 - 治療方針
- 時任(トキトウ)奇経による全体治療から、そのうち今回は三焦虚のパターンで治療する。
- 治療カラー反応は下記の通り。
10月3日、ATP20GE、重層癌免疫力。
10月10日、重層テロメアーゼ、純金免疫強化。 - 反応テスト
- 特になし
- 治療結果
- 10月4日
朝からきわめて快調。
膀胱炎特有の下腹部まとわりつきがすっかり消えた。
調子がよいので、10時から水泳記録会に参加する。 - 10月10日
発症後3日目に主治医さんへ。
尿中のばい菌はすっかりいなくなった、とのこと。 - 考察
- 今回の症例に関連して、奇経医学研究会定例会にて中野会長より興味深い話あり。
- 本年初夏から始まった基礎講習会にて佐藤先生発表の臨床データによれば、三焦虚パターンは時任先生分類になるオリジナルの5時55分のパターン群から肺虚、小腸虚の属する5時のパターン群に属していた。
当院10月3日臨床によれば、なるほど三焦虚に佐藤先生のパターンが存在することを知った。
しかし、中野先生の意見では、仮にこの症例が三焦の脈がそれほど大きくはなく三焦虚と判定しなくても、腎虚、胃虚が属する5時55分のパターン群には同定されるから、そうなると腎虚になるであろうと。腎虚ならば膀胱実であるから膀胱炎に対して理論的に整合性がある。とのことだった。 - 中野先生の臨床では三焦虚はオリジナルの5時55分のパターン群に属する割合が高いということでもあるので、今後当院は三焦虚に佐藤パターンと、時任パターンの2通りが存在する。という定義をしたい。
(臨床レポート:1027)更年期、右腕のしびれ
- 診察日
- 平成15年9月15日、10月16日、10月23日、10月27日
- 患者さん
- 53才女性
- 環境
- 主婦。
6年前からスポーツ。競技会を目指して常に熱心に練習。ご主人は人工透析を週3回。 - 症状
- 「半年ほど前から右腕全体が夜になるとしびれるようになってきた。最近では昼間でもしびれたりする。この一週間は痛みを伴うようになってきた。」との事。
- 診断
- 姿勢を真っ直ぐにすると、首の骨と脊椎の間に軟骨が飛び出してくる。東洋医学的に言う位置は大椎の半寸上。
患者さんも気が付かなかったという。 - 姿勢を正すとでるので、ダンスによる無理な胸の張り方が影響したものかもしれない。
- 胸鎖乳突筋の前縁、後縁に圧痛あり。
胸郭出口症候群の疑い。 - 治療前の人体周波数値=17Hz
- 治療方針
- 時任奇経による全体治療から始める。
任脈、腎経、胃経を診る。
治療カラーは反応を見て選定。 - 反応テスト
- 9月25日
- 時任奇経の脈診=心体系
- 治療カラーはしびれ。 ATP。
- ホメオパシー薬剤は不眠対策として「ホリゾン300分の1錠和紙吸着剤」を1ポイント、耳介に添付する。
- 10月16日
- 時任奇経の脈診=心体系
- 10月27日
- 時任奇経の脈診=肺体系
- オーリングテストによる反応が任脈の上の膣、子宮を含む生殖器付近にあった。そこで、その部位の耳介の反射区を探ると反応が現れた。
- 同様に肩胛骨の反応区を探ると反応が現れた。
- 反応は左右の耳介では少しずつ位置が異なった。
- 耳介に添付済みの重層カラー(しびれ)を外して、それを大椎上のガングリオンの左裾に添付。これはそこが治療側のため。
- 10月29日
- この患者さんは、皆農塾健康講座にて東洋医学の基礎知識を学んでいる方。そこで、時任奇経の応用自己治療を奨めた。
- 家庭内オーリングによる奇経の証判定は、本日は心体系。よって、電話にて心体系のポイントを確認アドバイス。
- 治療結果
- 9月25日
- 施術後は痛みがないが、3日目にしびれが再発する。
- 10月16日
- 上に同じ
- 10月23日
- 治療直後、全体の疲れ感は取れるがその夜からしびれる。翌日もさらにしびれが強く痛みをともない夜半に目覚める。
- 10月27日
- 治療直後にはややしびれが残ったが、夜半に目覚めることもなく翌朝になるとしびれを感じなかった。
- 28日は快調。
- 10月29日
- 再び午前10時頃から右腕に軽いしびれが発症。その他更年期特有の上半身のぼせ的な感じがまた来る。
- 上記、電話アドバイス後4時間してから連絡あり。快調とのこと。
- 考察
- 9月25日の時点ですでに膣、子宮の付近に反応があったのだろうか。この時点でチェックに漏れてしまったのだろうか。全身をオーリングテストで探索しているので反応はその時点では無かったはずなのだか。
- 10月27日、肩胛骨の反射区では2ポイントずつ反応が現れるだろうと予測していたが、反応は一カ所ずつだった。
- 引き続き観察を要すると思う。
(臨床レポート:0712)金属アレルギーのある男性美容師さんの膝痛
- 診察日
- 平成16年7月12日初診
- 患者さん
- 34才男性
- 環境
- 美容師
鍼灸治療の経験なし
横浜市都筑区在住。 - 身体的特徴
- 身長170センチメートル。骨太の普通体型。
肌の色は良好。明るく、まじめな性格。社交性は普通。 - 症状
- 左側膝痛。
カイロプラクティックに行っているが職業柄立ち仕事が多いためなかなか完治しない。 - 既往症
金属アレルギー。汗をかくと銀製品などの装飾品でアレルギー反応が出る。
10代から数回のオートバイ事故後遺症のため左側に故障が多い。 - 診断と証
- 左側膝下脛に沿って20センチほどと、内踝から膝裏に向かうリンパ域の鬱血がある。
ATPは20。「こんなに膝が痛いのか!」と確認すると、「それほどでもない。」と言う。 - 指尖で咬合障害を診ると、右にかなり強い反応がある。それを問うと、右奥歯の治療を受けているが激しく痛むので検査したところ、細菌が歯茎に入って化膿しているとの所見で、抗生物質を服用したが、腫れがまだかなり残っている。
パワーテストで、その部分に重金属アレルギー反応あり。 - 上顎3番付近にも痛覚2の反応があったので問うが、痛みは無いという。再び痛覚反応を確認するとやはり反応がある。再確認のため再度問うと、そのやや上の頬骨が痛むという。
そこでそれらの反応を耳介ポイントと膝蓋周囲のポイントを用い、鍼治療とカラー治療の両面から緩和することにした。 - 一応、他の反応を探ったところ下記のカラー・ファクターを得た。(上述のファクターが重複しているが)
- 咬合障害
- 痛覚2
- 副交感神経
- 炎症性疾患
- 血小板血栓症
- 重金属アレルギー反応
- 銀、ニッケル、アマルガム
これらのファクターをもれなく合わせると、ATPが1となることを確認した。
- 治療経過
- 本日の処置範囲
膝のリンパ域と大腸経合谷、右上顎下顎付近に浅く刺鍼。
膝の鬱血が改善した。 - 炎症性疾患+咬合障害+痛覚2+血小板血栓症、の4ファクターを処置した。
ATPは5に下がった。 - 本日は治療時間の関係で、副交感神経と重金属アレルギー反応についての緩和処置まで進むことが出来なかった。次回とする。
- 治療効果
- 患者さんの反応
膝の痛みが半分程度になったとのこと。
帰宅後電話連絡あり、全く痛まなくなったとのこと。 - 考察
- 慢性的である。
歯科金属のもっとも劣化が著しい部分を早急に治療するようお薦めした。
交換推奨の歯科材料は、樹脂系ならレジン、エステニア。金属系ならスーパーエクセレント。
パラジウム、銀、銅、ニッケル等は一切禁止のこと。
(臨床レポート:0226)胃潰瘍性の腹痛
- 診察日
- 平成16年2月26日
- 患者さん
- 41才女性
- 環境
- 主婦。週に5日パート就労。
家族構成:配偶者。子2人。
川崎市麻生区在住。 - 身体的特徴
- 身長161センチメートル。普通体型。
肌の色は普通。食事はこだわらないが菜食傾向。明るい性格。 - 症状
- 4〜5日前から夜中に胃が痛む。
今朝も夜中に痛み始め、朝になっても痛みが続く。
胃潰瘍のような感じとのこと。 - 診断と証
- 治療前周波数
- 測定しなかった
- 時任奇経診断
- 脈診の時間が無いとのこと。(パート出勤前につき急いでおられたから仕方ない。)
カラーだけで治療を試みる事にした。
- 脈診の時間が無いとのこと。(パート出勤前につき急いでおられたから仕方ない。)
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP15GE
- 痛み因子:
- Pain Multiple 3 レベル4
- 潜在性ウィルスによる痛み1 レベル2
- 癌性疼痛1 レベル1/2
- その他の反応因子:
- ミトコンドリアDNA レベル2
以上の因子合計でATP値は1〜5の間に下がる。
- カラー反応点:
- 耳介マニュアル、胃潰瘍反応点反応して、胃炎のポイントには反応はやや弱かった。胃潰瘍のポイントに5ポイント+1ポイント追加。
- 潜在性足底右の胃反応区に1ポイント。
- 胃の上、局部上に4ポイント。正中腺よりやや右寄り。
- 癌性疼痛1のカラーは使用しなかった。
- 癌性反応:なし
- 足底反応
- 左の胃反応区に痛み
- 治療効果
- 痛みだけは軽減した。
胃潰瘍なら内科医の診断を得るようにアドバイスした。 - (その後の連絡で「胃酸過多による胃炎だろう」、との診断を得たらしい。処方薬:ガスター10ミリグラム。セルベックス50ミリグラム。)
- 考察
- 患者さんの時間の都合で急いだ。
足底の反応区は使いやすいので、諸先生方にも追試をお願いしてみたいところ。
(臨床レポート:0102)夏バテの臨床例
- 診察日
- 平成14年8月2日
- 患者さん
- 45才男性
- 環境
- 営業関連で外回りが比較的多いとのこと。
- 症状
- 「一週間ほど前から暑さが体にこたえるようになり、日中動くのが辛くなるように感じ始めました。4日前から右手指の関節が痛むようになりました。昨日の晩から右目の周りが痛むようになり、瞬きすると痛むのです。食欲は少しは落ちてきましたが問題になるほどではありません。」
との事でした。 - 診断の手引き
- 顔色を診る
このような場合、始めに患者さんのお話しを伺いながら患者さんの顔色を診る事が有効です。みなさん、顔色を診る時どこを診ますか?
顔色は眉間のすぐ上、額の中央を診ると良いのですね。それでこの方の場合は黄色がかったくすんだ青色になっていました。
さて、すでに第一回目のセミナーで皆さんに差し上げました資料の中に五行の色体表がありましたね。お手元にありますか?
色体表を参照しますと青色は肝経の色、黄色は脾経の色です。ですからその色と関係する臓器が病んでいることがわかります。
まず肝臓に無理が発生しているのではないでしょうか。目に疲労がでるのも肝経です。また倦怠感と関節が病むのは脾経が病んでいる証拠と言えましょう。
- 次に脈診
第2回に上の脈と下の脈(専門用語では、浮脈と沈脈といいます)を習いましたね。その方法を使って肝経を診ます。
この患者さんは胆経の浮脈が弱く、代わりに肝経の沈脈(左手の関上)が血管のずっと下の方でズッキン…ズッキン…と打っていました。
胃経(右手の関上)も胆経と比較して診てみましょう。
- そして触診
この方は体の表面が比較的冷えています。そしてお腹を触ると胃経と脾経にあたるおへその周囲の部分が硬い。
- これら診察に訴えている症状を合わせると典型的な夏バテ症状です。
- 治療の手引き
- 体の中心にこもってしまった熱は火と考えます。その火を治めるには水の活用が重要です。そこで、肝経、腎経、脾経のそれぞれの水に関わるポイントを治療します。
それが、三経水穴である曲泉、陰谷、陰陵泉の3ポイントです。そして沈んだ脈を体表に動かすよう気を巡らす力のある土穴の復溜を使います。 - 治療には鍼を使用しましたが、ご家庭でも出来る棒灸や、または指先から出す気鍼のように微細エネルギー等を使用することも有効ですので、このレポートを皆様の家庭で健康管理に役立てていただければ幸いです。
- 腰仙骨部位の滞留感はヨーガのストレッチ体操を指導する。
癌性の反応が無いので運動不足も冷え性に荷担しているかもしれない。この部位には効果が期待できる。
(臨床レポート:1103)腎虚に由来するアレルギー、その他の不調
- 診察日
- 平成15年11月3日初診
- 患者さん
- 28才男性
- 環境
- 交通関係管理職。午前0時以降の帰宅多い。
独身。現在両親と同居。
家族構成:両親、妹、弟。 - 幼児の頃から静かな子供だった、と母親の言。(腎が)先天的に弱かったのではないかと言っている。父親60代も3年前から腎不全のため週3回の人工透析中。
母親から見た同様の体質は姉、本人、次男。 - 身体的特徴
- 本人および次男、右の鼻つまり常時。両者とも仙骨が大きくでていると母親が言う。
本人の仙骨は触診したところ異常には感じないが、付近の皮膚、下端部やや右寄りが脂肪腫様、あるいは水腫様にふくらむ。
その腫に圧痛起こるが、数回圧するうちに消える。その周辺に刺鍼するが応ずるポイントは無いもよう。この程度では鼻つまりが改善しない。 - 症状
- 平成15年9月、社内検診で尿中蛋白の指数が2。
一週間前から咳が毎晩でる。
疲れがひどい。 - 診断と証
- 小腸実なのに肺脈が下すぎてこれを実と見なすには無理がある。
- 大腸はきわめて小さい。
- 胆脈は大きく、胃は小さいが有る。
- 三焦脈が膀胱よりやや大きいが、関上よりは小さい。心包脈は底にあるが指を挙げて来るものが無く、腎の方がはっきりと来る。
- 六部定位診
時任奇経では7時パターンで、心体系、心虚、大腸虚のいずれかだが、まず太ケイ脈は左がより小さいので腎虚と見なさなくてはならないから心体系ではあり得ない。心虚なら肺実でなければならないから、これもあり得ない。
そこでやや疑問が残るものの、大腸虚と定めることにした。 - 足底診
腎があたかも野球グローブ様で、大腸は左が硬いので刺鍼2カ所してマッサージ後やや改善する。
鼻が圧痛大きい。
ふくらはぎ腎経の圧痛大きい。 - 治療方針
- この様に入り組んだパターンは数カ所の異常が複合的に含まれていると見なして、まず大腸虚の治療から出発した。
- 平成16年1月17日
- 手元にある痛み系カラーや癌治療系カラーではどうも治癒効果が現れないので、鼻炎に限り、一時的にカラー治療を中断し、鍼治療に移行した。カラー治療は基本的に正確な探索棒の選定が重要である。
- ただし、咬合障害と、関連する歯科金属溶出による障害は引き続きカラー治療を継続している。
- 咬合障害の治療点は患者さんの希望により両膝の新しい対応点を使用した。下顎右6番7番はやや安定したきている。一方、下顎左6番7番は依然反応が大きめに出ているので、本日カラーの貼り替えを行った。
- 金属の溶出に対しては専用の金属対応カラーで対処する方が良い反応である。(池袋の大木医院で臨床させていただいて実感す。)
- 残念ながら現在まだ金属対応カラーを準備できていない。課題。
- 針治療は年末より院長、早川美代子が担当。
柳谷素霊秘伝の鼻炎施術を行った。本日まで2回。 - 治療効果
- この大腸虚を補寫合わせて、それぞれ25分+15分で一応終了とし、太ケイ脈を診ると左がやや弱いものの出てきている。
- 再び六部定位を診ると胃虚。
- 胃虚を補寫合わせてそれぞれ30分+20分で終了すると、次は肝虚。
- この肝虚を補寫合わせて25分+15分で終了すると、肺体系となった。
- さらに肺体系を補寫合わせて25分+15分で終了したが、三焦脈が膀胱よりやや弱いので数日間は三焦経の外関を軽く触り刺激するように指導した。
- 依然右の鼻つまりは全く改善してこない。
- 復溜、太ケイ、三陰交、三里、手曲地に自分で灸を据えるように指導し、マーキングを施した。
- 井穴刺絡
手の左右の10指。 三焦経と心経に多く出た。
足、右湧泉はほとんどでない。左右の陰白、至陰に少し。胃経井穴に少し。 - 刺絡
右迎香に少し。 - 平成16年1月17日
年末より2回の施術でかなり改善す。 - 考察
- 観察中
- 平成16年1月17日
安保徹先生の免疫理論がこの患者さんに適応するかどうかを慎重に検討した。
インフォームドコンセントを行い、免疫理論に元ずく仮説的治療法であることを了解頂いた。
その結果、患者さんご自身の生活改善に意欲が出た模様。
鼻炎の症状は良好。 - 本日、池袋の大木医院様で貴重な臨床体験をさせていただき、歯科金属アレルギーの症状反応がスッキリときえるのを実感した。感謝。
(臨床レポート:1203)原因の特定できない冷え性
- 診察日
- 平成15年12月3日、久しぶりの再診
- 患者さん
- 39才女性
- 環境
- 医療関係職。
家族構成:配偶者、子2人。
横浜市都筑区在住。 - 身体的特徴
- 身長162センチメートル。普通体型。
近年冷え性の傾向。慢性便秘。
職場環境でストレス、若干あり。 - 症状
- 4〜5年前から足が冷えて、冬は靴下を着用しないと眠ることが出来ない。
ときどき軽い頭痛あり。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 典型的な心体系。
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP15
- 脳、神経系因子:咬合障害、脳浮腫
- オーラの欠損探索反応:腰仙骨付近に若干。
- リンパ球と顆粒球の割合反応:正常値より顆粒球が多く反応。
- 癌性反応:なし
- 治療方針
- 冷え性というのは単純な症状であるが、根は深い。
甘く見ると治癒しないので、用心する。 - 患者さんの性格は穏やかそうだが、芯の通ったところがあり。
ストレスを受けると受け流すことが出来にくいタイプ。
このタイプは治療でも、痛いのや強い刺激は嫌がる傾向があると思う。
リンパ球の活性を引き出すにはソフト治療が向くかもしれない。 - リバースダイオードで時任奇経の心体系からスタート。
疲労回復因子は加島先生の主要8穴を確認しながらATP15ユニットを貼附す。
浮腫のカラーは左耳介に反応。
咬合障害は左咬合関節に。 - 足の主要穴、及び尖端部位にガーリック・モグサを処置。
- 加島先生の新型干渉器21の反応を診る。
- 右足に良好な反応をするので、今回から新考案の八雲琴(二弦琴)に使う国産絹糸弦を流用してソフトに固定してみる。
- 腰仙骨部位の滞留感はヨーガのストレッチ体操を指導する。
癌性の反応が無いので運動不足も冷え性に荷担しているかもしれない。この部位には効果が期待できる。 - 治療効果
- 平成16年1月18日、連絡あり。その後、足が暖かく寝るときに寒くないとのこと。
継続して観察する。 - 考察
- 干渉器21は場所を特定して使用するとさらに臨床レポートも出そうな感じ。
諸先生方はいかがでしょうか。
それにしても、患者さんに癌性の反応が無いとひとまず安心しますよねぇ。
(臨床レポート:0127)不定愁訴と三叉神経の異常反応を伴う腰痛
- 診察日
- 平成16年1月26日再診
- 患者さん
- 79才女性
- 環境
- 週に2〜3日、家庭菜園。
家族構成:配偶者なし。
横浜市都筑区在住。 - 身体的特徴
- 身長160センチメートル。骨太の普通体型。
肌の色は良好。食事は菜食中心、玄米食を中程度に愛好。
明るいが、ややまじめすぎるくらいの性格。社交性は中程度。 - 症状
- 腰椎4番、5番付近に腰痛。加えて、腰椎1番〜2番と胸椎7番〜8番付近にやや違和感。
- 診断と証
- [26日第一回]
- 治療前周波数
- 終了後の臨時の急患で測定できなかった。替わりにATPユニットで簡易測定した。
- 時任奇経診断
- 全身治療の時間がなかったので省略した。
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP30
- 痛み因子:170番潜在性ウィルスによる痛みⅡ
- その他の反応因子:
- マグマ
- 不定愁訴 3
- トロンポキサンB2
- アセチルコリン
- ミトコンドリアDNA
- メタンハイドレート
以上でATP1ユニットを得た。
- 癌性反応:
- Ras癌遺伝子ごく僅か
- P53ごく僅か
- RSC遺伝子ややあり
- エンドスタンチンややあり
※昨年6月から当院で初期癌の治療経験ある方
- 鍼治療
- 経筋治療のため焼き鍼を使用した。
- 音素診による経筋診断
- 故入江正先生が素問霊枢(ソモンレイスウ)から復活された音素診による経筋診断をしたところ、下記のように反応が現れた。そのため焼き鍼を使って治療を試みた。
- (先生方へ)音素診については「東洋医学原論」入江 正著、を読まれることをお薦めします。
- 初日
- 左手の陰経に反応あって心経に反応をみる。
右足の陽経に反応あって膀胱経に反応をみた。 - 翌日
- 左手の陰経に反応あって肺経に反応をみる。
左足の陰経に反応あって脾経に反応をみた。
- 湿布薬
- ダイヤ製薬のテラ・シートを脾臓の裏、背中側に貼附。
テラ・シートは土のマイナスイオンで痛みのプラスイオンを吸着させる働きが有効で、さらに普通の湿布薬に含まれている消炎鎮痛剤がごく僅かなので血流を阻害しない。そのためリンパ球の活性を生かすことが出来る。
- 治療経過
- 急に痛くなってしまったとのこと。以前からの患者さんのためお世話しないわけにいかないので、休み時間返上で。
とりあえず痛みの軽減と思い痛みを探索する。- ATP30ユニット。この数値だとかなり痛みがおありなのだろうと推測する。
- 不定愁訴3。下山宗治先生のレポートによると、これの反応が出る腰痛では胸椎のあたりに反応ポイントが数点出るとのこと。同様の例で反応を確認した。下山宗治先生に感謝。
- ミトコンドリアDNA、を上記に加えてATP1ユニット。若干Open度が甘いが今夜はこれでいく。
- これでひどい痛みは半分くらいになったとのこと。
この後ご予約の患者さんがあるため時間に押され、今日はここまででとした。
明日、継続再診をお約束してお帰り頂く。 - [1月27日]
半分痛いのはいっこうに改善しないとのことで、ご来院。 - 痛みカラーの探索を再度行う。 反応は下記の通り。
- 269 後従靱帯骨化症 レベル3
- 始めに耳介で探索、耳介は右耳が適応側として反応した。4ポイントを得る。
- 腰骨患部付近に反応点6ポイント。
- 283 Pain Multipul 3 レベル2
- 耳介は269の周囲を囲むように辺縁部に反応。
- 腰骨付近で269と合方にするポイントが数点出た。
- 胸椎付近は昨日の不定愁訴Ⅲの付近に1ポイントずつ。
- 24 三叉神経の異常 レベル2
- 加島先生の耳介マスターブックから、Aタイプ脳の代表区、及びCタイプが反応した。
- 170 潜在性ウィルスによる痛みⅡ レベル1
- 上記の3種を終了してATP1ユニットを得たのでこれは使用しなかった。
- 269 後従靱帯骨化症 レベル3
- 腰痛はほとんど解消したとのことだが、筋かあるいは筋の違和感のようなモノが残るという。
残念ながらご予約の患者さんの時間に迫り、今日はここで終了。 - なお、疲労回復因子ATPユニットは加島春来先生の主要8穴を確認して貼附。
- 治療効果
- 考察
- ご本人の感想ではやや慢性的な向きもあるとのこと。
私の勘としては、アデノウィスルかインフルエンザウィルスの侵入があるように思う。
次回はその辺を診てみたい。 - 翌日の治療あと2日後に確認すると、95パーセントの痛みと違和感が消失したとのこと。
(臨床レポート:1112)不定愁訴を伴う腰痛
- 診察日
- 平成15年11月12日初診
- 患者さん
- 58才女性
- 環境
- 主に主婦。週に2〜3日、友人の会社で手伝いパート。
家族構成:配偶者あり。
横浜市青葉区在住。 - 身体的特徴
- 身長162センチメートル。やせ形に近い普通体型。
肌の色は白いほう。食事は菜食中心、玄米食を中程度に愛好す。明るい性格。
心に受けたショックを内側に隠せるので、後でその影響がゆっくり体に出る。 - 症状
- 腰痛
- 診断と証
- [初診時]
- 治療前周波数
- 69.5Hz
- 時任奇経診断
- 心体系、肺体系に当てはまらない、脾虚。
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP15
- 痛み因子:特になし
- その他の反応因子:
- マグマ
- 不定愁訴 1
- 不定愁訴 5
- 本日はミトコンドリアDNA、メタンハイドレートの反応はなかった。
上記の4種で7.8Hzを得た。
- 癌性反応:なし
- 鍼治療
- びゅう刺法で1ポイント。
- 治療方針
- この患者さんは脈が細く、脈診泣かせである。
本日脈診と治療の順序を少々変えてみたら脈が良く出て楽だったので記録する。 - 脈が出ない患者さんには氣血の循環を良くするために胆経上にある氣血のポイントを刺激することがある。
今回は始めにマトリックス測定から入ったのが良かったようだ。 - 治療前人体周波数は68.9Hz。すぐにATP測定に入り、ATP15ユニットを得たので、ATP15ユニットを持たせたまま再度マトリックス測定すると、28.0Hz。
- 次にあらかじめ選別しておいた免疫因子として、ミトコンドリアDNAと、メタンハイドレート、マグマ、不定愁訴1〜5までを測定する。ミトコンドリアDNA、メタンハイドレートの測定で反応はなかった。
- そこで、
- ATP15ユニット
- マグマ
- 不定愁訴1
- 不定愁訴55
の4種類を合わせて持たせると、マトリックス測定値は7.8Hz。
- マトリックス測定を終了し、時任奇経治療のために脈診を開始すると、先ほどまでの弱い脈ではなく、別人と思うほど脈を読みやすい。
これは脈診するのに先行させたカラー診断中にATPなどが患者さんの体に入力されているので、すでに治癒力が回復基調に入っていることを示している。 - さて、次に足底鍼診断にて前頭部反応領域を調べると、そこがかなり冷えている。前頭部領域にマッサージを加えながら、主訴が腰痛なので腰部の反応領域を調べるが圧痛は無く、よって腰痛は急性の物であろうと推測する。
- 不定愁訴1。及び5は耳介にマグマ、ATP15ユニットと合方で貼附。
時任奇経でのイオンポンピング治療終了後、座位になってもらい腰痛惹起運動をしてもらうと、すでに9割の痛みは取れているもようであるが、やや残っているとのことなので、さらに左の腰痛部位を辿って診るとびゅう刺反応区を右腕の尺沢に発見したので、ここに切皮程度の鍼を一本施し、そのまま腰痛惹起運動をしてもらうと痛みは解消していた。 - そこで、抜鍼跡へATP15ユニット、マグマを貼附。
- その後、腰痛患部へ同じく貼附して治療を終了した。腰痛は軽症につき治癒した。
- 疲労回復因子は加島春来先生の主要8穴を確認して貼附。
- 治療効果
- 比較的簡単な急性の腰痛だった。
- 考察
- 終了間際は患者さんの時間の都合で急いだが、マトリックス測定を再測定してみたかった。
- 尚、岩淵文夫ドクター(宇都宮勝和クリニック院長)ご教示の耳介の縦皺が少し出ていたので、ATP15ユニットをその中心に貼附して心疾患予防とした。患者さんにはお伝えしていない。
(臨床レポート:0104)左肩が挙がらない、指先のシビレ
- 診察日
- 平成16年1月4日初診
- 患者さん
- 53才男性
- 環境
- 家族構成:配偶者、子2人。
会社員、管理職。
川崎市高津区在住。 - 身体的特徴
- 身長178センチメートル。普通体型。
- 症状
- 昨年10月初旬から肩こりが出て、12月に入るとひどくなって、シビレが加わる。
屈曲80度、進展10度、外転60度、内転60度。
仕事が多忙のため整形外科に行くことも出来ない。そのため往診依頼。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 胆虚で胃実
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP20GE
- 脳、神経系因子:
- No.131 不定愁訴5 レベル4
- 左耳に反応
- 耳介マスターブック、85ページ、肩のマスターポイントを使用した。
- 最上部に一点最も強く反応あり。本人もそれとわかった。
- No.68 深部痛
- 耳介に重層で貼附した。
- 肩甲骨きょく付近に若干の反応があるが、貼附しても効果がなかった。
- No.131 不定愁訴5 レベル4
- 癌性反応:有り
- Ras レベル4
- SRC レベル4
- テロメアーゼ レベル4
- トロンホキサン レベル3
- アセチルコリン レベル3
- 大腸癌 レベル3
- SV40 レベル2
- 胃癌 レベル1
- エンドスタンチン レベル1
- P53 なし
- 治療方針
- リバースメタルでスタート。
- 疲労回復因子は加島先生の主要8穴を確認しながら貼附す。
- 治療効果
- シビレ感がまだ残った。
痛みは80パーセント減じた。
シビレは頚椎4番、5番の神経と想定し、鎖骨付近の弱いマッサージを加える。 - 3日後に反応を電話で確認→痛みはほとんどなくなったとのこと。
- 1週間後に反応を電話で確認→痛みは全くなくなり、まだややシビレ感が有るとのこと。
鎖骨付近のポイントをファックスでご指導し、マッサージを自分で軽く加えてもらう。 - 2週間後に反応を確認。痛みもシビレ感も全くなくなったとのこと。
- 考察
- 癌性反応については、横内正典先生にご指導いただいた抗癌マスターポイントを使用した。
使用カラーポイント:テロメア活性化、CA-TU - 但し、癌の反応についてはご本人には柔らかくお伝えするにとどめた。
あまりはっきり言うのが逆効果であることの方が多い。 - 反省:シビレ感をもう少しスッキリ楽にしてあげられないものだったのか。(-_-;)
(臨床レポート:0227)両手の痒み
- 診察日
- 平成16年3月11日
- 患者さん
- 65才男性
- 環境
- 家族構成:配偶者、子1人同居。
横浜市青葉区在住。 - 身体的特徴
- 身長176センチメートル。やや細め。
几帳面な性格だが、飽きやすい。
スポーツ愛好家。 - 症状
- 癌治療のため治療継続中の患者さん。
3月7日ころから風呂上がりに両手が無性に痒くなる。 - 診断と証
- 正経診断
- 腎虚、肝虚
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP30GE
- 疾病因子:オーラに滞りをみる
- 癌性反応:有り
- 治療方針
- 癌の治療とは別に手の痒みに絞って診ると、エネルギーの滞りだから、これはきっと2月上旬に入院して受けてきた集中治療時の抗癌剤の影響とも考えることが出来る。
よって、水車法によるエネルギーの放散を試みる。 - 治療効果
- 3月13日ご本人からメール有り、痒みが大幅に減じたとのこと。
- 考察
- カラー探索によれば、本人が現在受けている抗癌剤、「5FU」はやや効果が薄くなってきている。
「5FU」を初めて投与したのは平成13年4月であるから、、平成16年3月現在約3年間投与し続けてきたことになる。
(臨床レポート:0102)試験に受からない!という不安
- 診察日
- 平成16年1月2日初診
- 患者さん
- 17才女性
- 環境
- 家族構成:両親、妹。
私立女子高校生徒。成績上位。
川崎市宮前区在住。 - 身体的特徴
- 身長165センチメートル。普通。
- 症状
- 去年11月から大学受験期に入り不安を訴える。いわゆる神経過敏状態になり、これまで全く合格ラインといわれた大学にすべて不合格。
12月中旬よりやや風邪気味。暮れから微熱。元旦の昨日から39度2分の発熱。
咳なし。
高熱だが、比較的元気あり。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 胆虚
(これだけ高熱なので、肺実膀胱虚かと想像していたが。)
- 胆虚
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP30GE
(この若さでこれだけATP値が上がっている女性は久々だった。) - 脳、神経系因子:No.278 てんかん
- 左耳に反応
- 耳介マスターブック、54ページ不定愁訴の反応ポイントに近い。
- 癌性反応:なし
- 疲労回復因子:ATP30GE
- 治療方針
- リバースダイオードでスタート。
疲労回復因子は加島先生の主要8穴を確認しながら貼附す。
ダイオードを貼附すると直ぐに眠りに入ったので、若干の暗示療法を施した。 - 治療効果
- 約15分後に解熱傾向が始まる。
不安の方はまだわからないが…。 - 考察
- 2月中旬、第一希望の大学に合格したとの電話連絡あり。
本来の実力を遺憾なく発揮できたもよう。
目出度し目出度し。
(臨床レポート:0227)話すと咳がでる
- 診察日
- 平成16年2月27日初診
- 患者さん
- 47才女性
- 環境
- 家族構成:配偶者、子娘2人。
川崎市宮前区在住。 - 身体的特徴
- 身長165センチメートル。やや太め。
軽い躁鬱症で神経内科受診中。
家事で娘としばしば口論になりストレスあり。
もともと明るい性格。
今は躁の状態から普通に戻りつつある時期。 - 症状
- 今年1月初旬から躁の状態に入り、安定剤を服用する。1月中旬よりやや風邪気味。
2月もスッキリせずにほとんど経過。
先週から話をするとき、咳と痰がよくでるようになって心配。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 肺虚
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP20GE
- 脳、神経系因子:
- No.44 咳、肩こり、頭痛
- 華蓋、大椎、壇中
- 両足のすね、豊隆付近に反応ポイント4点
- No.135 免疫力
- 華蓋、大椎、壇中
- No.195 テロメア活性化
- 華蓋、大椎、壇中
- No.241 躁鬱
- 右足膝蓋骨上方1寸、足底松果体反応区
- No.70 興奮抑制
- 足底松果体反応区
- No.44 咳、肩こり、頭痛
- 癌性反応:なし
- 治療方針
- リバースメタルでスタート。
疲労回復因子は加島先生の主要8穴を確認しながら貼附す。 - 治療効果
- 咳がまだ残るものの、疲労回復因子ATP値が1になったので治癒されるものと判断する。
- 考察
- 2日後に反応を電話で確認。
咳と痰が収まってきたとのこと。
反省:もう少しスッキリ楽にしてあげられないものだったのか。(-_-;)
(臨床レポート:0201)ストレスと重なった風邪(初期症状、男性例)
- 診察日
- 平成16年2月1日初診
- 患者さん
- 57才男性
- 環境
- 会社員。上級管理職。
配偶者あり。同居の子、成人男性1人(会社員)。
家庭と会社でストレスが重なるとのこと。 - 症状
- 12日前から風邪気味で、忙しいので我慢していたが少しずつ体がだるくなる。
- 既往症
- 結婚してまもなく椎間板ヘルニア。その後たまに腰痛。
- 診断と証
- 時任奇経診断
- 肺虚
- 両足先が冷えている。
太谿の脈はまだある。 - 圧痛ポイント(※最大圧痛レベルを3として)
- 華蓋:レベル1
- 水泉:レベル1
- 侠陰:レベル2
- 治療方針
- 時任(トキトウ)奇経のうち、正経の肺虚をリバースメタルで処置。虚症の対策をまず施し、治癒力を快復を計った。
上肢の冷えは無いが、下肢の冷えがあるのでこれを改善する。 - 患者さんのご自宅に、せんねん灸のニンニク灸が買い置きであったのでこれを利用してみる。
症状が軽いのでこれでいけるかもしれない。 - 施灸ポイントは下記の通り。ポイントはパワーテスト反応点とした。
- 大椎 :1回
- 華蓋 :2回
- 足の三里 両側 :2回
- 太谿 両側 :2回
- 復溜 両側 :1回
- 水泉 両側 :1回
- 三陰交 両側 :1回
- 侠陰 右のみ :1回
- 臨泣 右のみ :2回
- 合谷 両側 :2回
- 再び華蓋 :2回
- 治療効果
- 鼻が通ってきた。
両足先の温度が出てきた。
太谿の脈が両側にはっきりしてきている。もう少し。 - アドバイスと考察
-
- 生姜湯を飲んで、今晩は早く休むように。
- 足を冷やさないように。スリッパの着用。
- 奥さんへご主人に対してのアドバイス「自己改善をあまり頻繁に言わないほうがベターです。」、「しばらく見守る程度にしましょう。」
(臨床レポート:0203)てんかん、網膜異常反応のある頭痛
- 診察日
- 平成16年2月3日
- 患者さん
- 36才女性
- 環境
- 家族構成:配偶者、子2人。
横浜市青葉区在住。 - 身体的特徴
- 身長158センチメートル。普通体系。
やや冷え性。便秘。 - 症状
- 3日前から断続的に軽い頭痛。
昨日からやや悪化。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 典型的な肺体系。
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP25
- 脳、神経系因子:
- てんかん:レベル4
- 眼異常:レベル3
- 動癌神経:レベル3
- 網膜剥離:レベル3
- 松果体石灰化:レベル1
- 癌性反応:なし
- 治療方針
- リバースダイオードからスタート。
疲労回復因子は加島先生の主要8穴を確認しながら貼附す。
カラーはてんかん反応のみ左耳介に4ポイント。この状態で頭痛は軽減しATP値が1に改善する。
よって他のカラーを使用しなかった。 - 治療効果
- 軽減した。
- 考察
- てんかんの様な脳関係の反応がでた場合、患者さんにお伝えしにくい。今回もてんかん反応とはお伝えしなかった。妥当な対応と思う。
(臨床レポート:1123)浮腫が原因の軽い頭痛
- 診察日
- 平成15年11月23日初診
- 患者さん
- 44才女性
- 環境
- 医療関係職。
家族構成:義父、配偶者、子4人。
横浜市都筑区在住。 - 身体的特徴
- 身長160センチメートル。やや細身。
近年冷え性の傾向。慢性便秘。
職場環境でストレス、若干あるが、大きくはないと思う。 - 症状
- 平成15年12月初旬から断続的に軽い頭痛。
2日前からやや悪化。用心のため来院された。 - 診断と証
- 時任奇経診断
- 典型的な心体系。
- カラー診断
- 疲労回復因子:ATP20
- 脳、神経系因子:浮腫、咬合障害
- 癌性反応:なし
- 治療方針
- 比較的単純であるので、リバースダイオードからスタート。
疲労回復因子は加島先生の主要8穴を確認しながら貼附す。
浮腫のカラーは左耳介に2ポイント。
咬合障害は左咬合関節に1ポイント。 - 治療効果
- 治癒した。
- 考察
- 足先に若干の冷えがあるので、ご自分でお灸できるように指導。
簡単に出来るお灸をお分けした。
テルミーをもっているとのことなので、医療関係者でもあることだし、経絡を覚えていただけるように継続的にご指導する方針。
パワーテスト
一種の手段選択法です
- 患者さんの筋力を測定しながら治療法を選択する、一種の手段選択法です。
- 痛み治療を例に挙げて説明します。
- 例えば腰痛では、腰痛の原因となっている身体深部の位置を見つけなければなりません。この身体深部の位置の候補が1,2,3,と三カ所考えられるとします。
この三カ所にそれぞれ治療者が手を触れたとき、もっとも患者さんの筋力が低くなる位置が2であったとします。この2の位置の深部に腰痛の原因となる部分があると判断します。
十分な経験が必要です
- はじめに候補として選ばれる位置が複数箇所あります。
- これら複数箇所を選び出すには十分な解剖学的知識と、臨床経験が必要です。
なぜ病気はおこるのでしょうか?
なぜ病気はおこるのでしょうか。私たちは次の様に考えます。
内的要因
内的要因として次の要素に乱れが発生すると病気になると考えています。
- 氣(気)=生命エネルギー
- 血=血液や津液(シンエキ)
- 栄=栄養素
- 衛=防御力
氣が停滞したり、多すぎたり少なすぎることを指して、「病は氣から」と言われてきました。
氣は目に見えませんが、私たちの生命活動の源であると感じています。これは古典にも細かく教えられています。
さらに、私達の祖先は私達の生命力を永遠の存在とみて、祖霊という生命力の集合を認めて来ました。
また、人的存在をはるかに超えたより大きな生命力を「神・仏」として感じ、私達の健康な日常生活に重大な影響を与えるものとして絶えず敬い続けてきました。
私達は生まれながらに両親を通して「先天の精」を受け継いでいます。これが自分の体質です。これに食物、養生を通して「後天の精」を養います。 全ては先天の精を基礎に生命活動が営まれております。
当院では、このような要因が健康回復に大きな影響を及ぼすと感じており、臨床のうえで重要視しています。
外的要因
外的要因として次の因子を考えています。
下記に掲げる因子のうち上位6項は、当院スタッフの恩師、横内正典先生(漢方氣功研究所所長・横内医院院長)のご指導によるもので、先生の臨床と長い間の実践によって導き出された貴重なデータであり、事実です。
- 1. 環境ホルモンの蓄積
- 2. 重金属の蓄積
- (重要!)歯科合金によるもの (参考:歯科合金による重金属障害が癌の再発に重大な関係)
- 食物連鎖によるもの
- 3. 偏った食生活
- 牛肉を食べる人、癌の確率急上昇します。豚肉なら月1度まで。魚なら週1度程度に。
- 牛乳は牛さんの飲み物。人が食すれば必ず氣が滞り、長引けば癌を招きます。
- 食事は命を受け継ぐ働きです。植物や海の幸は自分の命を捧げて私たちの体を作ってくれます。その犠牲に対し感謝を捧げなければ、食物のもっとも大切な部分「氣」をもらうことが出来ません。武道の伝統に正座がありますが、正座は氣を養う優れた方法です。正座をして感謝して食べると、病気に打ち勝つ良い氣がでますので、食べ物の氣と反応してそれぞれが何倍にも大きくなり、あなたの体に吸収されます。
- 4. 運動不足
- 月の光、太陽の光は細胞の活力、免疫力に良い影響を与えます。
- 昼間は木陰で結構。 最低30分くらいは外に出てください。
- 夕日が沈む時の30分は貴重な癒しの時間です。 外に出て、一日を感謝しつつ、その氣を吸収してください。
- 5. 絶えずストレスに曝された生活
- 6. 喫煙
- 自分が一本吸えば、その煙からあなたの吸った52倍の発ガン物質があなたの周りに拡散します。喫煙は自殺、その煙で他殺です。
- 7. ウィルスや細菌の感染症
- 外から帰ったら、必ず手荒い、うがいをしてください。
- うがいは薬品はむしろ良くない影響をもたらします。本人が氣を込めた、あるいは込めてもらったお塩、酢等でしてください。うがい素材が有効か無効かは、本人がパワーテスト(オーリングテスト、フィンガーテストなど)に加わって各自が確認してください。人に有効な剤があなたに有効とは限りません。
- 出の時、駅や道にむやみに手荷物を置くことは危険です。そこにある有害な菌類を家庭内に持ち込むからです。都市は一見キレイですが、生きた土は0パーセント。生きた土は菌のバランスを保つ働きがあり、ある特定のばい菌や有害な微生物が繁殖するのを防いでいるのです。キレイに見える歩道も一旦有害な微生物が繁殖し始めたらその勢いを止める天敵となる微生物がいないのです。 (生きた土とは…例えばこんなフィールドの土です。)
- 8. 放射線、電磁波の被爆
- 必ず有効な電磁波干渉を実施してください。
- 有効か無効かは、本人がパワーテスト(オーリングテスト、フィンガーテストなど)に加わって各自が確認してください。
鍼(はり)
パワーテスト
カラー治療(色彩診断治療)創始者、加島春来先生が考案しました。
オーリングテストの進化型診断方法で、反応速度が速く、カラー探索棒と併用することで様々な病的因子を素早く探索する事が可能です。色彩診断治療に不可欠な診断技術です。
それぞれの疾患や病巣が発する特異的周波数、あるいは体に害を及ぼしている重金属やウィルスの特異的周波数を記録した探索用サンプルを使用して体を検査します。
検査で共振反応が出た探索サンプルをお体の疾患と同一のものと認めます。あるいは影響のある重金属やウィルス、有害物質であると判断します。
これらの情報を元に治療を進めていきます。
施術料・他
当院の施術料、治療器具料金についてご案内します。
施術料金
- 初診料 ¥1,000 (子供) ~ ¥3,000 (大人)
初診料は初回のみ、基本施術料に追加させていただきます。
初診時は四診法により患者さんの体質診断を丁寧に行います。
また当院では患者さんご自身がご自宅で簡易治療を出来るようご指導をしておりますので、お帰りになってからも自由にご自分の治療をすることができます。
やる気のある患者さんはメキメキ良くなる良い環境づくりを重視しております。
これは特に癌疾患では大変重要な要素です。
- 基本施術料 ¥2,000~¥12,000
(赤ちゃん~子供~学生~大人)症状によって異なります。
所要時間60~90分
- 小児鍼基本施術料 ¥2,000
小児鍼は鍼を刺さない治療です。
アトピーや小児喘息などの症状におすすめします。 - マイクロバイブレーション検査(再診時) ¥1000
漢方薬の処方に大切な役割を持っています。 - 往診(ご希望の場合) 施術料¥12,000 +交通費¥2,000~¥4,000
患者さんご自宅が駅前繁華街等で、有料駐車場を使用せざるを得ないときは、実費のご負担をおねがいします。 - 相談料(電話含む) ¥1,000 ~¥2,000 のべ時間で30分以内。
例:15分+15分
治療器具などの料金
当院では患者さんがご自分で治療できるようにご指導しています。
- 千年灸 ¥1,500/200ヶ
- 治療用メタル ¥200/1ヶ/大小・赤白とも
治療内容・施術内容
当院で行う治療と施術の内容についてご説明いたします。
マイクロバイブレーション解析検査
予防医学の基本として、患者さんが「がん体質」に傾いていないかを検査します。
より詳細はこちらをご覧下さい。
◎お知らせ;
患者さんの生体マイクロバイブレーションを解析して検査に役立てることを目的とする学術会議「JASBIT」(→「日本生体マイクロバイブレーション診断技術学会」(仮称)設立の準備を進めております。
会員資格は、医師、鍼灸あマ指師、鍼灸師、柔道整復師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、アスレチックトレーナー(日本体育協会公認)及び、研究機関研究者等になる予定です。
入会ご希望の先生はお知らせ下さい。
色彩治療・カラー治療
国際色彩診断治療研究会(創始者:加島春来)の提唱する色彩布の微少片を身体のツボに貼付する治療方法です。
誰もが持っている「治ろうとする意識(プラシーボ/当院注釈)」をより積極的に引き出して、物理治療やお薬の効果を高める働きがあります。
緊張性筋炎症候群など、原因のわかりにくい痛みに適しています。
(写真は乳癌治療の効果を高める目的で使用される専用のカラー小片です。)
H26年8月、本部では「健康と活力パック」を作成されました。多くの疾患に有効だったこと、臨床例も重ねたことなどの報告を受けています。詳細は国際色彩診断治療研究会HPに掲載されています。
メタル治療
丸い金属の小片をツボに貼付して治療する方法です。
金属の小片を皮膚に貼付すると、皮膚と金属との境界面にガルバニック反応として知られている電気反応が起きます。 この電気反応をツボに与えて治療する方法です。
身体が内部に良くない熱を蓄えるようになると、例えばがん体質もその一つですが、特定のツボに著しいマイクロバイブレーションが現れます。
それらのツボは、手の人差し指、薬指、小指、にありますし、また足の指周辺にも同様のバイブレーション反応が現れるツボがあります。
このような熱の異常状態を元の健康状態へ戻すためには、このバイブレーションを元の平穏な状態へ戻さなければなりません。
治療用メタルを指定のツボに貼付すると、体が正常状態へ戻ろうとする力を応援する働きになるのです。
同時に漢方薬、生薬で治療をすすめる必要もあります。
(さらに詳細はこちら)
(指輪タイプ-写真はこちら)
鍼治療
使い捨てのステンレス製の鍼を使用します。
筋肉痛、腰痛の患者さんには必要な治療法です。 鍼治療は鍼を刺すから痛い!という先入観がありますが、誤解です。
筋肉痛、腰痛の痛みに比べれば問題にならない程度の軽微な刺激痛です。 どうしても苦手、と言う患者さんには使いませんのでお申し出下さい。
美容鍼
顔面皮膚のくすみ、初期のしわ、たるみ、などを治療しつつ、内臓から治して皮膚の状態を改善する治療法です。
顔面用の美容鍼は最も細い繊細な鍼を使用します。
小児はり
子供には刺す鍼は使用しません。
子供たちの感覚は鋭敏です。大人にはわずかの刺激であっても、子供たちには大人の10倍も大きな刺激として反映します。
代わりに金属製のヘラのような道具を使います。
(さらに詳細はこちら)
灸治療
ぎっくり腰、しぶとい腰痛、肩関節痛などに効果を示します。
B灸 (深部浸透型灸頭鍼法)
当院開発の新しい技術です。頑固な腰痛に著効をを示します。
腰痛の原因である深い部分の筋肉に熱を送り込み、血流を改善して痛みを治療します。
漢方薬の処方
当院の診断にもとづいて、薬剤師が患者さんのお話を再度聴いて、それから最も適当な漢方薬が選び出されます。行きつけの主治医にお願いできるときは、当院から紹介状をお作りいたします。
フラワーレメディ
バッチ博士の考案したもので、薬に似た作用があります。不眠、不特定な不安感など女性特有の症状に効果を示します。
パワーテスト
患者さんの筋力を使う一種の筋力測定方法で、今服用中のお薬の最適量などの目安を知るために使います。
より詳細にはこちら
愛犬の鍼治療
小動物は針治療が大好きです。 老体で元気が無いとき、風邪をひいたときなどご相談下さい。
初めての受診
西洋医学の検査結果と平行した東洋医学的治療を基本としています。
ご用意いただく医療情報について
初めてのお電話ができて、予約が取れたましたら次は医療情報をお送り下さい。
必要な医療情報には2種類あります。
- 1つめは:指定の「予診票」です。
予診票
こちらの2枚をダウンロードしてから印刷して、必要事項をご記入後、ファックスお願いします。
Pre Diagnostic Paper_1-2 - 2つめは:下記のような医療情報があると正確で速やかな治療につながります。
- 西洋医学の検査結果
- 西洋医学の検査結果と平行した東洋医学的治療を基本としています。ご自身の疾病について医師の診断を受けている患者さんは、それら診断の内容をなるべく正確に、具体的に整理しておいて下さい。
- 過去の疾患情報
- これまでにかかった疾患を、発症の時期や日時、症状に変化のあった時期や日時など、なるべく正確に思い出してメモ書き等にまとめておかれるようお願いします。
- 細菌性、ウィルス性の疾患に悩まされたことがある場合は、現在の症状が全然別であるように見えても、生き残ったウィルスがお体の内部で微妙に影響していることが頻繁に見受けられます。それらについてもなるべく正確にお伝え下さい。
- 血液感染疾患の有無
- 肝炎、HIV、などの血液感染疾患の方は必ず告知していただくことが条件です。(当院では患者さんの秘守事項を漏らすことは絶対にありませんのでご安心の上ご協力お願いします。)
- 血液検査の白血球の数値
- 血液検査の白血球の数値は免疫力を表しておりますので特に重要です。白血球には次の3種類ありますので、可能であればそれぞれの割合を主治医の先生にお尋ねしてくださるようお願いします。
- 白血球の数値はたいてい自動的に次の3種類が打ち出されます。当院では1番のリンパ球の割合を重視します。
- リンパ球の割合
- 好中球(または顆粒球)の割合
- マクロファージの割合
- 処方されているお薬
- 処方されているお薬の内容も重要な情報です。お薬の現物があれば一日分をご持参下さい。お薬は経口薬(のみぐすり)だけでなく、サプリメント、塗り薬、湿布薬、点眼薬、座薬、など比較的長期に処方されているお薬は全てお願い致します。
- 癌、慢性疾患、精神疾患で処方されるお薬を連続的に長期間服用してきた方は、お体の自律神経系にアンバランスをきたしている場合が多く見受けられます。これは大変重要なポイントですので上記にお薦めした「免疫革命」 安保 徹 先生著の一読をお薦めいたします。
- レントゲン、CT、MRIなどの写真
- 癌や腫瘍の場合は病巣のある部位を特定できるレントゲン、CT、MRI、などの写真をご用意下さい。この件を主治医の先生にお願いされるときは「セカンドオピニオンを知りたいので、お願いします。」と申し出られると良いでしょう。
服装について
- 手足を肘や膝まで簡単に出せる服装
これは手や足のツボを使って脈を調べる脈診の必要があり、ツボに現れるマイクロバイブレーションの検査をする必要があるからです。
(困難な例)
タイトなジーンズは膝のツボの検査が出来ないことが多いです。
パンティーストッキングはつま先、足首のツボの検査ができません。
- 簡素な服を持参されればお着替えもできます。
どのような服装で来院されても、患者さん自身で治療用の簡素な服をお持ちになれば、着替えていただくこともお気軽にできます。 貸出患者着も用意しております。
(着替えスペースあります)
2回目からのご予約、外来診察の受付
当院は往診が多く、電話機が留守番応答になっております。
また、診察中はお受けすることができません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
1:お電話にてご予約希望日、お時間をお伺いします。
電話機が留守番応答でしたら、以下の情報を併せて留守番電話へ残してくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
- お名前
- 折り返しの連絡先
- ご希望の日にち、時間帯
- (急な場合は)そのときの症状
電話・ファックス:03-3417-1204
携帯電話(院長:早川美代子):080-5013-1913
携帯電話(副院長:長友邦之):080-5042-1442
2:ご予約希望日・時間について、こちらからご連絡いたします。
往診時留守番応答や診察中だった場合は、後ほどこちらからご連絡を差し上げて、日にち・時間のご相談となります。
診療方針
- 患者が自分の家族だったら、と考えて治療にあたります。
- 家族が病気になったとしたらどんな治療を受けさせたいかを考え、出来る限り患者さんの身になって治療を行います。
- 東洋医学と西洋医学の両立に努めています。
- 五千年の歴史ある東洋医学と、現代科学の成果である西洋医学を共に生かしたいと考えております。
またカラー治療をはじめとして、効果的な自然療法、代替療法を積極的に応用して、第一に辛い症状を取り除く治療、一人一人患者さんの体質に合うテーラーメイドの治療を心がけています。
治療の進み方
成城東洋鍼灸院は完全予約制です。
治療時間は一般的な治療施設より少し長めです。
治療時間の目安
初診、再診では治療に必要な時間の目安を下記のようにお願いします。
- 腰痛、肩関節痛などの痛みに関する治療では:
-
- 痛みが強い期間は: 90分程度
- 痛みが初期の1/3程度になってきたら: 45分程度
- 美容の鍼に関する治療では:
-
- 45分程度
- 腫瘍性の疾病を含む治療では:
-
- 90分~120分程度
診療の前におすすめの書籍
受診に先立ち、次の書籍をお読みいただくことをお薦めいたします。
皆様のご病気、ご病体の改善だけでなく、今後の人生観を明るく幸せなものに改善するために、有益で役立つ道しるべになると存じます。
- 「免疫革命」 安保 徹 先生著 講談社インターナショナル
- 「驚異のカラー治療」 加島 春来 先生著 たま出版
- 「究極の癌治療」 横内正典先生著、たま出版
治療のすすみかた
- 初診、再診ともに、来院されたらはじめは「脈診」と、「マイクロバイブレーション検査」でお身体の状態を検査します。この検査に15分程度必要です。
- 「脈診」は東洋医学伝統の診察方法です。両方の手首にある6つのツボが表す身体内部の状態を診ます。
- 「マイクロバイブレーション検査」は当院が開発した特許技術です。身体ががん体質に傾きかけていないか?を検査します。
- 次にこの検査情報を専用の記録紙に記録して、各患者さん専用のカルテに保存します。
- 初診、再診ともに、常にこの検査情報に基づいて治療の方法を検討します。
- 各患者さん毎の症状に対応する治療方法が選ばれて、治療が開始されます。
- 治療が終了すると、再び1の検査が行われます。このときは簡易検査で短い時間で終わります。
- 患者さんの能力に合わせて、ご自宅でできる治療方法が指導されます。
- 患者さんのご希望に合わせて、次回来院までに服用できる漢方薬が選定されます。
- がん体質の心配がある患者さんには、その患者さんの主治医で血液検査をおすすめする必要もあります。
- 美容の鍼の患者さんには、美容に必要な基本的なお食事の指導がされます。
ご自宅・職場でできる治療
成城東洋鍼灸院は、ご自宅・職場で一人でも出来る治療方法をお教えしています。
それは下記5つに挙げるような方法です。どれも「簡単に出来る」と皆様に喜ばれています。
症状が軽ければ、5つの中の一つで済みます。
毎日繰り返しは少しご面倒かも知れません。しかしご病気体質の改善にはたいへん有益です。
お忙しい方も時間を見つけて是非実施してください。
- 時任奇経を用いるメタル治療で、筋肉の緊張を和らげる治療
- 当院開発のメタル治療で、内臓の熱のバランスを向上させて抗がん作用を高める治療
- 市販の温灸を用いて、女性の冷え症を改善する治療
- 市販の温灸を用いて、長引く腰痛を改善する治療
- おひとり毎の体質に合わせた生薬を煎じて服用し、免疫力を高める治療
- メタル治療、温灸治療をおひとりで実施できるように、治療部位を分かりやすくご説明して、それぞれの患者さん専用の説明図をお作りします。説明図←はこのようになっています。
- がん性の体質が芽生えている患者さんは、生薬が必要です。生薬は当院からの処方依頼に基づいて、専門の経験豊かな薬剤師から患者さんのお手元に送られます。
薬剤師は長年の病院勤務経験があり、生薬の知識も豊富です。